この十数年、亡夫が桜の写真撮影に凝っていたので
関東以北の一本桜や名所に二人で結構行っていました。
「有名な〇〇の桜が見頃です」などのニュースを見ると
あ~、あそこのあの岸辺を二人で歩いたわ・・・・・などと
懐かしく思い出します。
近くの散歩コース・洗足池を歩いていても、小鳥の声や
姿が現れると、「あれは〇〇だよ」などと教えてくれたのに、
今は独り寂しく・・・・・と思いきや、逆です。
上の写真は近所の地区会館の巨木ですが、
子ども用遊具やご近所の建物・塀が入ってしまうので
撮影対象ではありませんでした。
が、今はここを見上げる位置の調理室で高齢女性仲間と
料理やお喋りを楽しみ、桜や植え込みの花を愛でる日々。
「大変」とは、「大きく変わること」ということだそうで、
看取りは厳しく哀しいもの(=大変)ではあったのですが、
夫の干渉なく、自由にネットワークを楽しめるようになったのは
大きな変化です。
新しい環境を受け入れ、良い面のみを見て進むつもりです。