以下は、同じ大学法学部で学ぶ、鬱屈した男子学生が
一人の主婦学生に暴言を吐いたことに対する、彼女の
寛大なコメント
男子学生:女性に対して尊敬してるのに無駄に恰好をつけたり
裁判官の職を奪い合う競争相手として恐ろしく思ったり、
どの自分も嫌いで、どれも偽物で、
本当の自分じゃなくて・・・・・
主婦学生:どれも貴方よ。人は持っている顔は一つじゃない。
たとえ周りに強いられていても、
本心じゃなくて演じているだけでも、全部貴方なの
本当の自分があると思うなら、そこに近づくように
頑張ってみなさい。歳をとると、本当の自分みたいなもの、
どんどん忘れちゃうんだから
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普通なら、「そうだよね。親からの干渉とか、色々な理由で
むしゃくしゃしていると、心にもないことを言っちゃうよね」
と、答えるのでしょうが、おっとどっこい。
主婦学生さんは「噴出してくる激情、悲しみ、怒り、理不尽なことの
全てが彼を創っている」と肯定し、選び取ることを勧めています。
嫌な自分だろうと、理想に程遠くても、しっかり自分を目詰め、
しっかり考えること。
現代はその現実を見て、自分で判断することが苦手な若者が
多いようです。そういう人たちにこの番組を見せたいものです。