先週、唯一晴れた日に砧に出かけ、3分咲きだった桜。
昨日は、もう終わり加減かなぁ~と案じつつ行ったら、
バ~ッチリ満開のもの、吹雪を舞わせているもの、蕾のもの
八重桜まで含めて素晴らしい景色でした。
同行の友人との議論。
なぜ「桜は散っても綺麗」で「ハクモクレンは酷い」か?
私の個人的見解は、
木蓮は2~3分咲きの頃は息をのむほど美しく、
満開ももちろん綺麗だけれど、
その後茶色く醜く枯れた花びらがいつまでもベッタリ。
それに比べたら、桜は執着なく、ヒラヒラはらはらと空に舞い、
地面をピンクのカーペットにして、散ってからも美しい。
でも、よく見ると、花びらが散った後の蕊が赤いのです。
思い立ってググってみると、良い情報がありました。
2010/04/26 —
桜の花びらが散ったあとに残るガクの部分には、
オシベがたくさん付いていて花びらよりも濃い色と
あいまって、とてもきれいです。
関連する質問
「桜蕊降る」とはどういう意味ですか?
桜の花びらが散ったあとにも美しさがある、
ということ。
萼(がく)と蕊(しべ)が花柄(かへい)とともに
落ちることです。
地面に落ちた桜蕊が地面を赤く染める様子にも、
美しさを見出だした言葉です。