昨日、「Food Literacyが乏しい」という表現を書きました。
では、「 Literacy」って何よ?
という声が聞こえてきます。
ググってみると、
フードリテラシー(food literacy)とは、
食品や食事に関連する諸問題(栄養、安全性、健康的な
食習慣など)について、知識やスキル、行動を含めて
理解する能力を指します。
具体的には、次のような能力や知識を備えていることを意味します。
- 食物がどこから来るのかを知っている
- 食物を選び調理する能力がある
- 食事ガイドラインに適合した食事ができる
- 自らの食行動を評価する能力がある
- 知識や技術を食事へ適用する能力がある
東京大学による調査では、フードリテラシーが高い人ほど、
1日全体の食事の質や朝食・昼食・夕食の質が高いことが
明らかになっています。
ある人たち(食べ方の流派?)は
「昔の人は米3合と味噌・梅干しだけで、力仕事ができた」と言い、
「肉なんぞ要らないのだ」「一日一食で十分」などとも。
別の人たち(主に栄養学者さんたち)は
「三食バランスよく」「欠食は、もってのほか」と。
かく言う私は
膝が痛くて、早く治したかった時期には「一日二食」(=整食法)。
現在は痛みがなくなり、健康の悩みがなくなったので「一日三食」です。
つまり、食べ方を「一度決めたら一生続ける」必要はなく、
具合が悪いときは、控えめに食べる。治れば、変えるのが良いみたいです。
そのためには、自分の体調を敏感に感じる力が必要です。
食に関する研究は日進月歩で、エビデンス付きの論文が発表される時代。
食材自体も遺伝子組み換えや農薬の蔓延で、昔と同じではありません。
私たちは、健康情報に振り回されないように気を付けながら、
無関心にならないよう、暮らさねばなりません。
水俣病のように、自然の恵みの魚を食べていても、
水銀に侵されて酷い目にあった例がたくさんあります。
なので、こういった本を読んで、知識を持っていることは大切です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます