必要があって(=ミュージカルの動きを良くするため)、バレエを習っています。
ま、たまたまミュー研メンバーの一人がバレエの先生だから
そして彼女が
「健康で伸びやかな、身体と心のためのバレエ」
(=お定まりの厳しい指導ではなく、楽しい雰囲気での本物バレエ)
を許してくれているからなのです。
で、私は頻繁に「言わずもがな」の愚かな質問を繰り返してしまうのですが、
バレエ用語でかえってくる回答は、結構難解です。
「用語」というより、先生曰く
「そんなぁ。言葉で言うのは難しいわ。こういう風に動いてちょうだい」・・・・
つまり、「感性で動きの本質を感じ取ってちょうだい」ということ・・・
頭で考えがちな私には、結構難しい作業です。
そこで、このような本がとても役に立つわけです。
出版は、なんと1997/3 著者はValerie Greig
翻訳者の上野房子氏によると、
「本書は運動学(キネシオロジー)の考え方に沿って
バレエテクニックを分析した本」
身体で動いてみて、頭で確認して、
また動いて、身体で確認して、
無意識に動けるまで納得していくのばバレエのようです。
小さいころから、無意識に動けるように叩きこまれている方たちとは違う、
後発オバサン・バレエ族にとっては、とっても有り難い本です。