p.202 国立がん研究センターが1日の身体活動量と
死亡との関連を追跡調査した大規模研究がある。
日本人の三大死亡要因といえば、ガン、心臓病、
脳卒中だが、男女とも1日の身体活動量が多いほど、
3~4割程度死亡リスクが低くなることが報告されている
つまり、若いからといって運動をしないと、
あとで後悔すると言えよう。
節約モードとは:体は、動かず安静のとき、
細胞は無駄なカロリーを消費したくないから
「代謝を落としていいよね」と認識してしまう
熱血モードとは:運動をすると、細胞に刺激が与えられ、
細胞間での栄養素のやりとりが、頻繁に行われる。
その結果、細胞が適度に元気な状態を保つことができる
この項で著者のお薦めの運動は「8000~1万歩程度の歩行」。
ですが、私の経験からは「ただの歩行だけでは全く足りない!」
と思っています。
背中を丸めて、前のめりにペタペタと歩くのと、
バレリーナのように背筋を伸ばして速足に歩くのでは
雲泥の差があります。
その上、ちゃんと歩くのは実はとても難しいのです。
背中を丸めず、足裏全部を使って地面を掴み、
膝裏や腿裏を伸ばして颯爽と歩ければ最高ですが、
これは相当なトレーニングと、高い意識が必要です。
なので、自力整体的な「ほぐし・整え・強化」が大事です。
毎日少しずつ、でも確実に効果的な動きを積み重ねることが
とても重要なのです。