春分の日に近づくと、私は落日の構図が気になる。浅間山(2,560 m)が、自宅近くに里山から見ると、真西の方向に位置しているからだ。 春分の日、太陽が真西に沈む。山頂への落日のときに現れる「ダイヤモンド浅間山」。これは、私にとって見逃したくないイベントだ。
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「春分の日」の翌日(21日)は快晴であった。この日、私が選んだ展望スポットから、浅間山を含む八ヶ岳連峰から横手山(志賀高原)に至る稜線の重なりが、驚くほどくっきりと見えた。
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展望スポット{白葉峠(群馬県と栃木県の県境、標高300 m)付近}からの眺め、17時50分頃(日没後)。
左から、剣ヶ峰、浅間山、籠ノ登山(2.230 m)、湯ノ丸山(2,020 m)、浅間隠山(双耳峰、1,760 m)、榛名山(1,500 m、鋭峰は相馬山)、草津本白根山(2,170 m)、草津白根山(2,160 m)、横手山(2,310 m)だ。これらの山は展望スポットから50-110 kmほど遠方にある。
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浅間山への落日の時間的な変化
17時35分頃、落日の時刻が迫ってきた。
17時44分20秒頃、山頂の背後に陽が沈み始めた。
17時45分頃、山頂が輝いた瞬間。
「ダイヤモンド浅間山」に相応しい光景が現れた。このとき、浅間山のみならず、籠ノ登山、湯の丸山などが紅色を帯びた。
17時46分頃、まさに山頂に夕陽が沈んでいった。
17時47分頃、落日が終わる瞬間。落日後に現れる風景を待つ。
18時5分頃、浅間山と街(群馬県桐生市・みどり市・前橋市)の灯り。
18時15分頃、ISO感度2000、シャッター速度1/50、F4.5にて。
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19時過ぎまで頑張ると、パンスターズ彗星も撮れたであろう。彗星、浅間山、街の灯りの組み合わせは面白い。しかし、花より団子。我が身は家人が用意している夕食の誘惑に勝てなかった。
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EOS 6D、EOS EF 4L 70-200 mm IS USM、 焦点距離 70-200 mm、マニュアル設定(ISO 200-2000、F4.5-8.0、シャッター速度 1/2000-1/50秒)。
コメントありがとうございました。
コメントをいただくまで、「春分の日」を「秋分の日」と誤記していたことに
気付きませんでした。汗顔のいたりです。
確かに、21日は展望日和でした。そのため、なんとか山頂が輝く瞬間を
撮ることができました。次回(9月)では、ダイナミックレンジを
広げる手法(HDR)を使ってみたいと思っています。
なお、その2では、19日に別のスポットで撮った画像を記事にします。
彗星の状況について、お知らせありがとございます。
「春分の日」前後で低空まで晴れていたのは21日のみであり、
そこに合わせてのダイヤモンド浅間山の撮影成功こ、
つなぎさんの「運」を感じ取れます。
次回は9月21日でしょうか?
バンスターズ彗星は肉眼での確認が難しいくなりました。
山頂での輝きについては運が良かったようです。
ただし、距離の関係で太陽が点光源になりませんので、
クロスフィルターを使ったときにような光の線は出ませんでした。
今回のスポット(白葉峠)はそれなりに面白い場所です。
確かに、マジックアワーは興味深いですね。この時間帯を積極的に
利用して、風景のみならず花などを撮りたいと思っています。
おめでとうございます(^^)
だいぶ前にそんな話しをしたことを私は忘れてました(^^;)
それにしても見事に山頂へ沈む夕陽をとらえる事ができましたね。
白葉峠でしたっけ?
最後の画像ですが、日没シーンにも負けないくらいの見事なマジックアワーの光景です。