雨が止むと、市街地を囲む山並みに霧がかかる。今週日曜日(15日)においても、画像のような景色が現れた。右奥は鳴神山であり。手前は山城の跡(桐生城)がある城山(柄杓山(361 m)である。城山の山腹にはソメイヨシノが640本ほど植えれられている。
少しばかりのパノラマ。
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杉・檜林と広葉樹林の新緑との対比(鳴神山に連なる山並みにおいて(500-700 m))。
霧が去って。桐生アルプスでの山並み(480-1100 m)。
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霧がたなびく鳴神山(980 m)を眺めつつ、私は4-5月にこの山で出会う花々を思い出す。ここでの画像はデジイチと交換レンズ3本(100mm マクロ、70-200 mm 望遠、広角)を持って登った頃のものである(2011-13年)。かつて、鳴神山は桐生市の最高峰であった。
当たり年でのアカヤシオ(山頂にて)。
山頂にて市街地方向を望む。
カッコソウはこの山の固有種である。
ヒメイワカガミ(白花)が岩場に自生している。花びらの色と透明感、そして雌しべの色が印象的である。
ヒトツバエゾスミレ。このスミレはエイザンスミレの変種であり、群馬県から栃木県にかけての北関東北部のみに分布すると言われていた。しかし、最近になって長野県や四国で見つけられたようである(いがりまさし、「日本のスミレ」、山と渓谷社)。
ヒトツバエゾスミレの白花品は「ナルカミスミレ(鳴神スミレ)」と呼ばれる。このものでは舌弁に通常のものと異なって着色された線条が見られない。花柄のみならず葉柄は緑色を帯びている。余談ながら、鳴神スミレに出会うチャンスは多くない。
ヤマブキソウ。一度だけのことながら、八重咲き品に出会ったことがある。
偶然にも、スミナガシが飛来した。
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