古代山城 屋嶋城 667-4

2024-06-28 12:34:56 | 屋嶋城 ₂₀₂₄




やしまのき
屋嶋城



       こっちは 角が無い 🔺


城門 北側 






🔺 角が 丸い石


これまで 見てきた石垣には 見られなかった 積み方
パッと思い出す 城が ありません
古代山城は ここが初めてだからでしょう


だんだん畑の積み方とも 違う…



   🔻 こっちは 角がある



城門から 下に降りる 見学用の 階段




降りる前に

城門 反対側の 背後



🔻 カーブしている石垣

▲ モルタル吹き付けで 土砂 流出防止


カーブしてるので 枡形 ではないですが
門に入ると 左に 行くしかないです


上部のカーブした 石垣が もっと埋まってるように 見えます




城門 南側


                   柵から先は 段になってます 



城門南側 角から




向こうの崖まで 続いています

上の通路からでは見れない 光景

見事に積まれた 石垣





1350年ですか…

(復元を忘れてしまいます)



この角 注目です すばらしい


🔺 城門前の高さは 2.5m あります

門扉から 前は こんな 石段になってます


反対側

階段下りる前に 城門北側 

      痺れるね この 角石 🔺

座りが良いように 加工してるようですね


詰石が少なく 比較的大きさが 揃ってます



赤い石が 元々 埋まっていた石だとか

違う色の石は 新しく調達した石だそうです



階段降りて 下段の通路の 北の端の下部



石垣の 北の端です


ここは 角石 がないですね
角 と意識していないということで
櫓土台とは ちがいます
ここから向こうは 攻めるには無理な地形
ということなんでしょうか…





この高さを この大きさの石 この数で

積み上げるのは 難しいでしょー!

高く積むには 大きい石の方が 安定しますもんね

いやいや すばらしい




石垣面は フラットではなく

微妙に カーブしてます





城門から 下段に降りる階段


その階段の 向こう側が 正面


城門正面に




排水口

発掘調査で確認されたんだそうです

飛鳥の亀石遺跡のように
石と水はセットでしたから
驚くことではなく 当たり前のこと
に、なっていたと考えるべきですかね



城門前から 見上げる






後ろは 崖なんで 引くことができない

ワイドレンズ ほしいわ~








もっと ぐわーー! っと写したいわ~
機材買うと 犬山往復新幹線代が飛んでまうし




南側 城壁




きれいに ていねに 積んでます



もうちょっと 南



  岩盤? 🔺

凹みありますね
こちらも フラットではない



南端

                             登城路 ⇨


こちらも この向こうは 攻めるのは 難しい地形
なんでしょう
じゃないと 城壁の脇から こられたら 意味なくなります



南端の下側に 登城路がありました
見学中も 下から登ってこられる方たちがおられました
汗だくで 言葉なく 上段に上がって行かれました

ちょっと 気になり 帰りは下ろうか?
一瞬 よぎりましたが
下りの方が 危険ですからね
旅先でのリスクは避けましょう






古代山城 屋嶋城 667-3

2024-06-27 21:06:16 | 屋嶋城 ₂₀₂₄



やしまのき
屋嶋城




これまでに 見たことのない 城門



左側


🔻 左端の方は 地形に沿って カーブしています

🔺 内側に カーブしてます


近世城郭だと 枡形 ということだと思います
石垣は もっと下まであるような気がしますね 
埋まってしまった と思う所は 掘ってるはず
無かったから こんな状態なのだろうか…




中央に城門



右側




階段 通路が 設けられていますが
石垣の上部には 入れません
上部は 雨水が浸み込まないように
処理されてるようです
カラーモルタルだろうか…




説明ボード




門の上部に オープンデッキ?

扉も あったんだ

🔻



崖で撮れない 正面から


門入口は 高く 梯子だったという




この 区画 だけ
なぜこんな強固な石垣を積んだのか?
ここが 最終防衛ライン?
それとも
近世城郭で言う 大手門 の位置づけなら
ここは 一部で 長く続いていたのか
だとしたら調査してるだろうし
?は増えるばかり


白村江から 逃げ帰った時の
百済の人たちの 石積み技術
なんだろうね
そうなると 古墳時代の 石積みは
やはり 大陸からの 技術か
なんたって 万里の長城があるもんね
遣隋使 遣唐使が 見てきてるだろうし

明日香 石造物 石舞台
スケールさん 連れて行ってなかった
また がんばんなきゃならんな~
なかったことに しようかな~



門の上部




開口部の 上部に 丈夫な 砦が
オープンデッキみたいな 砦


設置された 階段 降りてみましょ





自然石を 積んでるんだけど

きれい

近世城郭の 野面積みとは 全く違う
それとは 部材は 小ぶりなんだけど
丁寧に積まれている
洋風のお宅の門
こういうのあるよね

レンガ風に 積んでる





見学用 階段と石段 設置



🔺       🔺

発掘時 柱は残っていなかったが
四角い穴は 残ってたそうだ



ここに 扉があった門

人が ラクラク通れる高さ





門柱の あったことは よくわかる






この頃は もう 四角い柱に 加工できてたということか
御殿でも ないわけだし
丸太で 良かったような気もするが…


この頃の 建物と言えば
飛鳥寺 法隆寺
興福寺 東大寺 


こちらは 反対側





1350年前の 角
(復元)

ではありますが

いいですね~

さすがに 算木には なってませんが
角を意識して 部材選び 積み方
ただ 積んでるわけじゃないですね





足元も 石 敷いてます
粗いですが 👍







けっこう いろいろな石があるようです
たまに 転がった 角が丸いのもありますが
おおかた 尖ったのですね




城門 から見た 景色







方角は

南南西くらいか
南西まではいかないくらい
もちろん
1350年前は 入り江
つまり
軍船が上陸する可能性があるということだ

ここから 動向が一望できた ということか
もちろん攻防は 水際だろうから
ここには 指揮官が 居たのでしょう

なんつって 勝手に 思ってる…





古代山城 屋嶋城 667-2

2024-06-27 09:05:16 | 屋嶋城 ₂₀₂₄





パンフのMAP 案内板MAP
見るもの全部 バラバラ
現地と 一致しない

こんなに 簡単なルートで わかりづらいなんて
今まで あんまり 記憶がない
ヤレヤレ



現地はこんな感じ


🔻 ここに立てるべきでは?

                 実際は ここに 立ってました 


  こっちから 来たので  そうなりますが


せめて こんなのだったら




戸惑いませんが…
細かいですかね?

でも 莫大な経費で発掘調査復元
行政も推そうと 豪華なパンフも作成
してるのに なんか 惜しい



私なら ココにも 立てます




ということで

左へ 行けというけれど

分かれ道 右に 行きます




下り坂 すぐに 右 ヘアピン




そして すぐに

左ヘアピン

サイド 2回 引きます





もうじき 見えてきそうです


古代山城

どれくらい 古代かといいますと
1350年前
まだ 日本ではなく 倭の国のころ
朝鮮半島に 戦に行きました
663年
白村江の戦い
   私は はくすきのえのたたかい と習いましたが
いつのまにか はくそんこうのたたかい となっていました

   唐 新羅 VS 百済 倭(援軍)

結局 破れて 撤退
この時 百済の人も逃げてきました

となると

唐 新羅 が 攻めてくるやもしれん

となりますよね


九州北部…大野城とか多数築く
瀬戸内海沿岸…屋嶋城、他築く

屋島城 667年
天智天皇の時

この頃 日本はと言いますと
大化の改新 と習った クーデター
645年
白村江の戦いで負けて 危機感が増し
日本 建国に繋がった

って 時ですよね~ 


余談を一つ

この頃 郡 という 地名ができた頃らしい
その 1300年の 歴史の地名を
平成の大合併とか言って
捨ててしまったんですよね
情けないったら ありゃしない

と ボヤッキー 


説明板がありましたよ







ほんで ほんで 見えてきました








あちこち 城巡りしてますが
戦国時代前後 の 近世城郭

ここ 屋嶋城 は 古代山城
初体験であります



この城を知ったのは
毎回 行ったことのない城に招待してもらってます
勉強になります




古代山城の 石垣 どんな岩感なのか
ワクワクドキドキ



同行人さんには 何も言わずに 来ました
どんな 感じを受けるか それもまた
楽しみです
つまんないと言われたどないしょ…






ユーチューバーの方かも知れないので
居なくなるまで近寄らないでいました








上の段の通路を 移動しながら 撮ることに



どう撮れば この 雰囲気を 撮れるか






不思議な感じです






解体復元ということで
1350年のまま
というわけでは ありませんが







近世城郭の石垣とは ちがう光景です

1350年前の 石積み

これの頃が 石垣の城の 始まりなんでしょね







向こうから 撮れない…

遠くの下に 街が見えます

結構 断崖 です




あの辺りは 埋め立てだったでしょうから

海 入り江

唐 新羅が 攻めてくる







向こう側から 見たいですね~

どんな 感じに 見えるのでしょう





写真だと 規模が小さそうですが
けっこう 大きいです
この 門 が入口でしょう

石垣の門のはじまり

なんでしょうが…

防御面からすると
こんなに 広い 門が 必要でしょうか
向こうは 断崖 ですから
ここに 大規模な 石垣の城壁が どうなの?
とも 思ってしまいます

この 断崖の上に これだけの 石垣を造り
何を 守ったのでしょう?

唐 新羅の 軍が

スルー する~ ということは
考えなかったのでしょうか?

畿内を 守るのであれば
もうちょっと 海上で 待ち伏せできる
防御施設の方が 役に立つのでは?

この門も 瀬戸内海とは 反対の方を向いてます

なんだか よくわからないです





古代山城 屋嶋城 667-1

2024-06-26 12:34:56 | 屋嶋城 ₂₀₂₄



四国 城攻め 3城目は 屋嶋城

やしまじょう

やしまのき

島 の 屋


さ~~て どんなところか 行ってみましょう
🕶
ダーダーダー


出発は 高松駅

 徳島行 特急うずしお 
高松駅発 9:10
🔻
屋島駅着 9:19

 屋島山上行 シャトルバス  
JR屋島駅発 9:29
🔻
屋島山上着  9:47

復路は 早くて 11:18 山上発 ▶ ※ 11:35 屋島駅着

午前中に攻略 と 大まかに予定していたのですが…


高松駅に 来たら
マリンライナーが止まっていて
グリーン車に 乗れるということで
瀬戸大橋 渡りました






児島で折り返し
パノラマシートに乗ってきたもんですから


JR屋島駅 到着
10:19
なってしまいましたが 御機嫌のようです





ま~ 3日目 ですから 気楽に 行きましょう

ってことで


JR屋島駅発 10:41 に乗車 





JR屋島駅前



採石場があるから このモニュメントなんでしょう



屋島山上 到着 10:59

84番札所 屋島寺  屋島水族館
などがあり なんだか 賑わっています






屋島 といえば





なんたって この方でしょう!





昭和の人間なら 御存じかと…



ほとんどの人が 屋島寺と思われる方に行かれるのに
私たちは 反対方向に…






いきなり 血の池





驚きはしません
私 住んでるとこに 血の池地獄 ありますから…
ただここで 気になったのが

檀ノ浦

うん?

関門海峡の 壇ノ浦 も何度か行きましたが

屋島は  
下関は 

でありました

檀れい 檀ふみ 壇蜜  団二郎 ダン池田

う~ん







血の池に架かる橋
渡りませんでした

池とか沼とか 怖いです
どこでも どんどん行く スケールさんも 行かない
ちょっと ちょっと






気分転換





案内板が あるんですが
現地の方角と
案内板の方角が合ってなくて
わかったような わからないような
よく あるある 案件です
わかっている人がすると
わからない人には わからない…


林の中をしばらく歩くと

廃ホテルとかあったりして 案内板もなく

なんとか
バスが 登ってきたルート
 車窓から見えた 景色の見える場所に来ました






説明板がありました

これは 方角一致してます




ここが 檀ノ浦 ですねっ!

屋島に居ますが 名前の通り 島 でした

向こう側も 島みたいなのですが…



上の画像の 右手の方

           ▽

⇦ 瀬戸内海                   陸地  ⇨


向こうに 入り江(浦)が見えますが
こちらと つながっていた ということは無さそうで
向こうの山は 半島 だったようです


正面に 採石場

丁場ですね




上質の墓石が採れるとのこと

山が 無くなりそうですね
ここは 花崗岩層が 隆起したってことですね


特徴的な 峰


                  気になる 🔺


栗八

ではありませんでした




はちくり でもなく  やくり

きっと 山が
🌰🌰🌰🌰🌰🌰🌰🌰

なのでしょう
霊験あらたかな 修験場ではないかと







海の方では 埋め立て



休憩所




屋島寺とは 反対側
人は ほんと チラホラ


分かれ道



 よね?

こういうのって
右側には 反対の地名 施設 書かない?
もしくは 50m とか
丁字路突き当りよ
ちょっと 戸惑ってしまった
考えすぎか~

矢印の 切り欠きも 下かね?