本日、新小岩の専福寺様で、報恩請がありました。
午前11時~12時の30分
午後 1時~ 2時
の二回に分けた講演で、
高僧七祖のお話と、
本願他力・凡夫往生・仏仏相念のお話をお聞きしました。
里村先生のお話は解説的・解釈的・概念的なのものではありません。
仏法(他力の教え)を、現代人一人一人の心底に届けてくれる内容で、
毎回、楽しみです。
「仏教は人間学。 仏道は 人間道。」
「全ての人々(凡夫)をもらさず救う、仏教(他力の教え・念仏道)」
を、いつも教えていただいています。
帰宅してからの、「仏仏相念」の学び。
この言葉は、無量寿経の上巻。
科文の「五徳瑞現」の箇所にある言葉。
去来現仏、仏仏相念。
得無今仏 念仏耶。
里村先生の著書『大無量寿経を読む』107㌻には次のようにあります。
ブッダ達の相念呼応に包まれて、衆生の往生、つまり「私達の歩み」(往生)が
始まるというのです。アーナンダがブッダに促されて、智慧の問いを起こしたように、
我々も智慧の道(仏道)を召されてゆくのです。
ここに「如来の行」、「他力の大行」の意義が現れます。
私の仮説ですが、カウンセリング関係が深まるということは、
カウンセラーという役割もクライエントという役割も無くなるということ。
ロジャーズ全集第9巻 ブライアン氏との事例で、
翻訳者の友田先生の註記の箇所で「真空」ということも重ねていることですが・・・
ブログでは、なかなか探求が難しいので、
くりのみ会で繰り返し投げかけてみようと思います。