法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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里村専精先生の講演会

2013年11月24日 23時34分03秒 | 里村専精師の言葉

本日、新小岩の専福寺様で、報恩請がありました。

午前11時~12時の30分
午後 1時~ 2時
の二回に分けた講演で、

高僧七祖のお話と、
本願他力・凡夫往生・仏仏相念のお話をお聞きしました。

里村先生のお話は解説的・解釈的・概念的なのものではありません。
仏法(他力の教え)を、現代人一人一人の心底に届けてくれる内容で、
毎回、楽しみです。

「仏教は人間学。 仏道は 人間道。」
「全ての人々(凡夫)をもらさず救う、仏教(他力の教え・念仏道)」
を、いつも教えていただいています。

帰宅してからの、「仏仏相念」の学び。

この言葉は、無量寿経の上巻。
科文の「五徳瑞現」の箇所にある言葉。

去来現仏、仏仏相念。
得無今仏 念仏耶。

里村先生の著書『大無量寿経を読む』107㌻には次のようにあります。

ブッダ達の相念呼応に包まれて、衆生の往生、つまり「私達の歩み」(往生)が
始まるというのです。アーナンダがブッダに促されて、智慧の問いを起こしたように、
我々も智慧の道(仏道)を召されてゆくのです。
ここに「如来の行」、「他力の大行」の意義が現れます。

私の仮説ですが、カウンセリング関係が深まるということは、
カウンセラーという役割もクライエントという役割も無くなるということ。

ロジャーズ全集第9巻 ブライアン氏との事例で、
翻訳者の友田先生の註記の箇所で「真空」ということも重ねていることですが・・・

ブログでは、なかなか探求が難しいので、
くりのみ会で繰り返し投げかけてみようと思います。

 

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