今晩19時~21時、
藤原書店主催の、大石芳野さんのスライドショー&トークと大石さんと永六輔さんの対談に出かけました。
場所は、新宿文化センター。
大石さんのスライドショー&トークは、これまでに2回参加しています。
会場が広くてフラットなため、2列目で見ていたのですが、
前列の方の頭が邪魔になりガッカリ。
主催者藤原書店のスタッフには、そのことを伝えました。
大石さんと永六輔の対談は、本当に面白かったです。
永六輔さん、病気と涙もろいを武器にはしていますが、大変クリアーでした。
日本のボランティアについて、歴史が浅いとのエピソード二つを紹介しますと・・・
①3・11後、東北の若者達が「まけないぞ」と染め抜きの手ぬぐいを作ったそうです。
ところが、サイズが伝統的な手ぬぐいより小さめ、ハンカチより少々大きめ。
頭にもまけない、首にもまけない 手ぬぐいだったそうであります。(笑)
②阪神・淡路大震災の時、永さんは住井すゑさんと関西にいたそうです。
で、救援物資として、震災後すぐにカッパえびせんが現地に届けられた由。
カッパえびせんは、広島の会社だそうです。
一方、東京にある、カッパえびせんに似た商品を製造している会社。
商品名をつけたまま送ると宣伝になってしまうので・・・との配慮で、
商品名を消す作業をしてからの発送。
結局、品物が神戸に届くのが遅れたそうです。
配慮とスピード(緊急性)のバランス、考えさせられる話題でした。
対談の終わりは、時間キッチリに、永さんが相撲甚句を歌ってトークショーはおひらき。
会場の仕切りをきちっとする永さんは、お見事でした。
予定の5分前の終了。
ピッタリ9時でしたら、本当にお見事。アッパレでした。
若い頃からのカウンセリングの学びで、
面談時間の厳守はしっかりと身に付いていますので、
つい、時間のことは敏感になってしまいます。(笑)