法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

法然上人のことば

2013年11月07日 23時11分18秒 | 日乗

昨日に続いての法然上人のことばです。

 『法然全集 第三巻』
1989年12月20日 第一刷
春秋社

問い
浄土の教えを知るには、まず何を見て心にかなうようにしたらよいでしょうか。

答え
経典では『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』を、
浄土の三部経と名付けています。
書き記されたものでは、善導の『観経疎』『六時礼讃』『勧念法門』、
道綽の『安楽集』、慈恩の『西方要決』、懐感の『群疑論』、
天台の『十疑論』、我が国の人では恵心の『往生要集』などが、
常に人の見るものです。
ただし、何もご覧にならなくても、
よく心得られて念仏をを申し上げれば、
往生するのにどのような疑いがおこりましょうか。

問い
それでは、念仏の安心をどのように心得たらよいでしょうか。

答え
三心を具えるようにしなさい。
その三心というのは、
一には至誠心、二には深心、三には廻向発願心です。

 

来年1月から、
「声明と楽談(座談)」の勉強会をスタートする予定です。

皆さんのご参加をお待ちしています。

 

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