今日(6月20日)の東京新聞の【今週のことば】で、
愛知専門尼僧堂長・青山俊董さんが、
古川大航老師と松原泰道老師のお言葉を紹介してます。
古川大航老師(当時九十余歳)
「上手に年をとろうなあ」
「上手に年をとるには勉強が大事だな」
松原泰道老師
「上手に年をとるということはテクニックではない」
両師の言葉をうけて
青山俊董師のことば
「経験に無駄はない。長生きするほどに経験も豊になり、
人生の掘り下げも深まり、遠い展望もできるようになるものである。
深まるほどに、遠い展望ができるようになるほどに、
おのれの貧しさに気づき謙虚になるというのが本当のすがたであろう」と。
マア、年をとるということは、特別のことではありませんよネ。
寿命は、皆に平等です。(皆、残らず死ぬということ)
三師の言葉、少々平凡です。(マア、平凡が宜しいのでしょう)
ボクは、(お念仏の一道に乗託すること)が大事だと思っています。
ですから、ボクの回りの人には、若い人も含めて、
(念仏の口唱)と(短い経典の暗記)を勧めています。
これが、「上手に年をとるための学びの王道」だと思っています。