先ず、古いニュースからの紹介。
2008.1.4の産経ニュースによると、三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台にもなった、三重県鳥羽市の神島 答志島 管島 坂手島で10年来続くお見合い事業「潮騒の集いin鳥羽」が成功して、60組のカップルが誕生した。
人口流出・過疎化・高齢化に直面したいただけに朗報だ。
子どもも増加して、管島では複式学級も解消したそうだ。
詳細は、下記でどうぞ。http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080104/trd0801040854003-n1.htm
実は、今年の夏は、野暮用で故郷・伊豆稲取に何度か出かけた。
私の小学生時代の校歌には、「その名も高き模範村・・・」といった一節がある。
海の幸・山の幸に恵まれ環境も素晴らしい町であった。
その後、伊豆急行の開通して、高度経済発展にも押されて、観光関連が急速に成長して、開発が進んだ。
ところが、最近は、商店街もシャッターが降り、若者も働く場所がないので都会に流出して、過疎化・高齢化が進んでいる。
町に活力が無くなった。
文科省は、引きこもりや「キレる若者」など対人関係の不適応が問題化していることを受け、来年度から、《人間の社会行動やコミュニケーションに関係する脳の機能や構造を特定する研究》に乗り出す方針を固めたそうだ。
脳のある部位の変化や個人的特徴が、行動などにどのような影響を与えるかを示す指標を作り、問題行動や社会性障害の予防や治療につなげることを目指すらしい。
本当に、がっかりするようなニュースである。
引きこもりにしろ キレる若者にしろ 不登校にしろ 年金にしろ 後期高齢者医療にしろ・・・・ 経済だけを優先してきた(私はそう思う)政治のミスリードだ。
具体的・根本的なところでは、日本各地の町や村を衰弱させ、家や家族を崩壊させたつけが日本中で噴出しているように思うのだ。
この文科省の取り組みは、今年度予算17億円を倍増するらしいいが、全くナンセンスで税金の無駄遣いである。止めてもらいたいなー。
文科省の《対人関係:「キレる」構造を研究》は、下記でどうぞ。http://mainichi.jp/select/science/news/20080819k0000m040147000c.html
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