法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

里村専精師 浄土真宗にようこそ(No13)

2013年06月16日 22時44分59秒 | 里村専精師の言葉

里村専精師の「浄土真宗にようこそ No13」をお届けします。

浄土真宗にようこそ(No13)

仏教の歴史は、連綿とした真実開顕の大行の展開でした。
それは純粋にブッダ・如来の水準で成し遂げられて来ています。
他力の仏道は、如来の本願の意図のままにその実があげられています。
その場合その歴然とした証拠として、具体的なサンガがあることが目安になります。
ブッダの時代の四衆、やがて展開してさまざまな部派へ、それがサンガの具体相です。
中国では玄中寺、そして日本の法然上人の吉水のサンガがありました。
親鸞聖人には関東の御同行が、サンガとして見つめることができます。
やがて蓮如上人の時代には、吉崎・山科・石山と活発にサンガ運動が展開していました。
それは如来の本願によって展開されている大行と見ることができます。
偉大な仏道の運動だから、それは大行なのです。
中国・日本では、この本願の運動はほとんど省みられることもなくなっています。
法然上人について、日本の宗教界は永い弾圧の繰り返しでした。
エリート仏教しか考えられない、仏教への半端でかたくなな理解が続いています。
仏教と自称していても、ほとんどがアニミズム・シャーマニズムに堕している…、
その偏頗な仏教史観が、今も日本の精神の問題なのです。
誰であってもちゃんと本願が包んでくる、そういう大きな如来の運動があるのです。
南無阿弥陀仏するということは、そのような如来の運動への呼応です。
いっさい衆生もろともに、かの無量光明土へ生まれるということ。
親鸞も法然も、七祖たちもインドのサンガの人々も、同じ感動に生きたはずです。
如来の本願が行じているサンガ形成の歴史に参加することが念仏往生なのです。
歴史を貫く同質の高らかな感動に満ちた生存を、親鸞は見つめています。

明日、夜、新小岩のお寺様で開催される里村専精師の『仏説無量寿経下巻』のお話があります。

二月に一回、新潟から上京してくださっています。

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サッカーW杯 日本 完敗!

2013年06月16日 12時07分43秒 | 日乗

早起きをして、コンフェデレーション杯・日本対ブラジル戦を、TV観戦しました。

マア、ブラジルの壁・世界の壁は、高いですね。

長友選手のコメントにある通り、
「すべてにおいてレベルが違う」ということでしょう。

来年に向けて、更なる、進化が絶対ですが、

大負けでもよいので、先ずは1点をとる試合を見せてもらいたいと思います。

0点ですと、負けかどんなに頑張っても引き分けです。

1点とれば、わずかでも勝利の扉へ近づけます。


今朝の試合でも、得点のチャンスはあったので、

先ずは(初ゴール)です。

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深窓の令嬢

2013年06月15日 09時11分34秒 | 日乗

高田文夫の文芸ノート
『笑味期限はいつ切れる?』
発行:星雲社
2007年7月9日  初版発行

高田文夫さん、面白いですね!

上記の本から拾いました。

日本画家の大家、伊東深水の娘さん、元祖お嬢様女優の浅丘雪路。
子どもの頃から、ばあややお手伝いがすべて身の回りの世話。
築地生まれだから泰明小学校まで人力車で銀座を走った。
銀座のどこの店へ行ってもほしい物があれば手に取りひと言、
「伊東です」
といえば手に入った。
お金なんか使ったことがない。
何だって、
「伊東です」
ひと言で用が足りる。
大きくなって初めて自動販売機というものを見て、
ジュースが飲みたくなり、オレンジジュースを指差して販売機に向かって、
「伊東です」

ゆったりとした時間が流れる、良き時代の風景ですね。


(しんそうの令嬢)でなくて、(しんすいの令嬢)の話でした。

 

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第三者委員会・専門家委員会・アンケート・・・

2013年06月14日 22時36分45秒 | 日乗

先程の情報ステーションで、統一球関連で、前中日投手コーチの権藤博さんの意見を紹介していました。

日刊ゲンダイのコラムからの引文のようでした。

私は、偶然、日刊ゲンダイを読んでいました。


本誌で、権藤さんはコラムデ次のように書いています。

「一昨年の巨人清武の乱といい、今回のボール問題といい、
日本には本当の意味でGMもコミッショナーもいないと痛感させられた。
日米で選手のレベルは差はなくなったが、
組織としてはとんでもない差がある。」

権藤さんのご意見に大賛成であります。

本日、12球団代表者会議が開催されてようですが、
球団から抗議が出なかったようですね。

不思議ですね?

それで、「第三者委員会に調査をしてもらう」とのことですが、

私は、、何か生ずると、第三者委員会・専門委員会・アンケートえtc・・・
といった対応に流れますが、全く信用していません。

隠蔽・不祥事を隠すためのほとんどが、“口実”であります。

人間・凡夫のやることですから、“完全”“完璧”を求めるのは無理だと思います。

私は、只、関係者が“真実”に立脚する姿勢を示してもらうことを念ずるだけです。


権藤さんを、NPOのスタッフに迎えるといいですね。


 

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「東京新聞」を楽しみにしています。

2013年06月13日 23時11分14秒 | 日乗

新聞にも、いろいろな立場があって良いと思います。

但し、先の戦争に加担して反省したように、
戦争に繋がるような主張や政府の使い走りのような新聞は猛省してもらいたいと思っています。

さて、私は、「東京新聞」を支持している一人です。

政府との距離を適当にとり、国民が知りたいような報道してくれているように思います。

特に、原発事故に対しては、他の新聞が政府の追随のような体たらくですので、
東京新聞の報道は注意して読んでいます。

さて、昨日のブログで更新したことですが、
加藤良三コミッショナーの「不祥事とは思っていない」との発言にはガッカリとしたものですが、本日の《筆洗》でも、そのことを書いていました。

《筆洗》
 新しい人材の登用を考えた徳川家康が、腹心の土井利勝に人物評を尋ねた。まだあいさつに来ないから分かりません、と答えた利勝を家康は叱った。「お前のところへあいさつに出向く者の多くは追従者で、能力に恵まれていない者だ」▼おべっか使いばかりでは、幕府は倒れると家康は憂えたのだろう。「武勇智謀(ちぼう)があり、用に立つ人間ほどあいさつに行くようなことはしないのに、そうした人材を退けてしまうのは、国が衰える始まりだ」▼この後の言葉が有名な「よくよく人の善悪能否をたずねしるべし」。利勝は三代将軍の名補佐役として名を残す。童門冬二さんの著書『歴史のおしえ』から引用させていただいた▼トップの周りが追従者ばかりだったら組織は腐る。いつの時代でも変わらない法則だ。統一球をこっそり飛ぶボールに変えていたことを認めた日本野球機構(NPB)も、この病に侵されていないか▼今季、プロ野球は本塁打が急増した。NPBは変更を認めなかっただけではなく、製造元のミズノに口止め工作までしていた。「不祥事を起こしたとは思っていない」と会見で加藤良三コミッショナーは強弁したが、問われているのはコミッショナーの資質そのものだ▼不祥事が相次ぐ全日本柔道連盟では、上村春樹会長が居座りを決めた。追従者ばかりを集めて自浄能力を失った組織に未来はない。

外務省のエリート、駐米大使を歴任したようなお方が、この体たらくでは少々寂しいものがあります。

何か、日本の“軸”になるようところが揺らいでいるように思えてなりません。

こんようなことが気になるのは、私も、年をとったということでしょうかねー?(笑)

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《統一球問題》コミッショナー謝罪に触発されて・・・

2013年06月12日 21時38分24秒 | 日乗

プロ野球で使われている統一球が飛びやすくなった問題で、
加藤コミッショナーが記者会見を行ったそうです。

YAHOOニュースの記事を見て当ブログを更新しているのですが、納得がいきませんね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000092-mai-base

記事によりますと、

◆今回のことは不祥事とは考えていない。コミッショナーの辞任は考えていない。

◆加藤コミッショナーは、この件について11日把握した。
 依って、今回の変更には一切指示も隠蔽も関与していない。

といった発言をしています。

柔道では、上村会長が、一連の不祥事を受けても辞任しないとの報道もありました。

少し前には、大相撲も、大変でした。

私個人の印象ですが、選手は一生懸命取り組んでいるのに、体制側の劣化が問題だと思います。

スポーツだけでなく、日本国全体並びに各界のリーダー層の劣化・保身・既得権益・利益誘導・・・等が背後に横たわっているように思います。

別の言い方をすれば、日本の伝統的な良さが衰弱しているともいえます。
正しさ・公平さ・・・の基準が忘れられてしまっています。

例えば、安倍首相の原子力発電の輸出。
日本人の普通の伝統的な考え方であれば、福島原発事故の先行きが全く不透明・もんじゅをはじめとした原子力発電の事故の多発といった現実を土台にすれば、他国に輸出などできるはずもありません。

政治も経済界もマスコミもスポーツ界も、本当に「変」です。

責任もとりませんネー。

今回のことで言えば、事務局長がすすめたという統一球の変更を知らされていなかったとしたら、リーダーとしては失格であります。



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遊煩悩林現神通 入生死園示応化

2013年06月11日 21時51分58秒 | 日乗

昨晩、毎月一回、新小岩のお寺様で開催される『正信偈』の聞法会に出かけました。

『正信偈』の天親章を教えていただきました。

天親章には、次の言葉があります。

「遊煩悩林現通 入生死園示応化」

煩悩の林に遊びて神通を現じ、生死の園に入りて応化を示す、といえり。

何回も繰り返し読んでいる箇所ですが、今回、“ハッ!”としました。


21年目を迎えた《くりのみ会》です。

何処の団体に所属するわけでもなく、単位等を取得できる会でもありません。

文字通り手作りの小さな勉強会です。

参加者のお一人お一人が、ご自分の内面に促されて勉強会に参加。

勉強会が終わると、それぞれが散っていきます。

私は、思うのです。

お一人お一人が、自己表現をして、気づきを生じさせ、真実の自己の存在を生きてゆく。

特に、《井戸端タイム》は、天親章の言葉とピッタリと重なるように思います。


このことは、もう少し温め、次の【落穂拾い】に書きたいと思います。


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江戸川小岩菖蒲園

2013年06月11日 14時03分05秒 | 日乗

ご近所情報です。

江戸川小岩菖蒲園が見頃です。


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親鸞フォーラム

2013年06月10日 09時29分31秒 | 日乗

昨日(pm13:30~16:30)、六本木アカデミーヒルズタワーで開催された、
「親鸞フォーラム 震災×経済×仏教」に出かけました。

主催:真宗大谷派(東本願寺)真宗会館
後援:大谷大学

パネリストは、
高橋源一郎(小説家)
平川 克己(事業家 文筆業)
鷲田 清一(哲学者 大谷大学教授)

コーディネーター
木越  康(大谷大学教授)

くりのみ会のお仲間の、K野さんとF澤さんもご一緒でした。

右肩上がりの経済成長・人口増加の時代は終わり、高齢者国家に突き進む日本。
その中で、震災・原発そして親鸞についてパネラーから興味深いお話を伺いました。

そのうち、You Tubeにも更新されるようなことを言ってました。

また、高橋源一郎さんが、イギリスのターミナルケアーを取材した番組が
NHKで放映されるそうです。

メモしてご覧下さい。

NHK BS 「旅のチカラ」
6月19日(水) 午後9:00~
「“死”が与えてくれる力を探して ~高橋源一郎 イギリス~」

高橋さんが、ヨークシャー地方リーズにある子どものホスピスを訪ねます。
不治の病を抱える子どもと親、そしてそれを支えるスタッフ。

今回の親鸞フォーラムで、
高橋さんは、次のように話していました。

「日本でもイギリスでも、

大人のホスピスでも子どものホスピスでも、
共通していることが一つあります。
それを見つけました。

それは、“笑い”があって、“明るい処”なのです」
と。

番組の中でも、その辺のことが出てくるでしょう。

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DJポリス

2013年06月09日 22時22分06秒 | 日乗

6月4日、サッカー日本代表のW杯ブラジル大会出場が決まった夜、
渋谷駅で交通規制を呼び掛けた機動隊員に対して、大拍手が起こっています。

「おまわりさんもチームメートです。チームメートの言うことを聞いてください」
「いいですか、お互い気持ちよく、
今日と言う日をお祝いできるようにルールとマナーを守りましょう」
「おまわりさんからイエローカードが出る前に、歩道に上がってください」
 etc

只今の、Mrサンデーでも、大変評価が高かったです。

さて、私は、日本の警察は、「過剰警備」だと思っています。

先日も、国家公安委員長が、
交通取締連で、
「取締のための取締」のような重箱の隅を突くような取締に苦言を呈していました。

また、少し前になりますが、金曜日夜の国会周辺の「反原発」「脱原発」の集会に出かけた時、
過剰警備にはびくりとしたものでした。
だれも渡らないような横断歩道を、「規制のための規制」で、迂回されたことがあります。


昨年の夏、スイス・インターラーケンに出かけた時のこと。
アルプスに登る国際的なマラソン大会に遭遇しました。
大勢の人出です。
で、驚いたことは、警察車両・警察官の姿を、全く見ませんでした。

たった一台、先導の位置にパトカー一台を見ただけでした。


「過剰警備」もいただけませんが、
集会に集う人々も、自主的に行動ができるようにしてもらいたいものです。

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