新しいことを書きたいなと思った。「新しい」というか「古い」というか。昔感激した本や映画などは、つい書かないことになる。でも、どんどん忘れてしまう前に昔話も書いて残しておきたい。学校時代の話なども書いておきたい。内容は違うけど、昔はよく山へ登っていたから、山の話を時々書いてみたい。写真もものすごく撮りためたけど、それは探し出せないのでネット上で借りることにする。新カテゴリーを作ったので、月に一回、全部で50回ぐらいは書きたい。
(火打山)
第一回目に取り上げるのは、新潟県西南部の火打山(ひうちやま、2462m)と妙高山(みょうこうざん、2454m)。近くにあって並んでいるので、一緒に登ることが多い。僕も30年以上前に続けて登った。まだ車を持ってなかったので、縦走にちょうどよかった。想い出の山はたくさんあるけれど、ああまた行ってみたいなあと思うのはそんなに多くない。どこかの山小屋で、誰かがまた妙高に行きたいなあと言ってるを聞いたことがある。僕も同感だったので、時々思い出すのである。
夫婦で登山をするようになって割と最初の頃だ。初めての山小屋泊りじゃなかったとは思うけど、割と最初の頃だろう。登り始めがきついが、登り切ればとにかく美しいお花畑が印象的だった。ロープウェイなんかはないけど、まあものすごく難物の山ではない。車で行ってすぐ山頂というほど簡単でもない。特徴的な山小屋と山上の楽園、下りて来れば温泉、と日本の山の魅力が詰め込まれている。今はなくなってしまった休暇村の笹ヶ峰ヒュッテに泊って、翌朝から急登を頑張ると、高谷池(こうやいけ)ヒュッテが現れる。けっこうきついから、今の心肺だともう無理かな。
(高谷池ヒュッテ)
ここは本当に美しくて、湿原の花々を見ながら快適なお昼。なんか持ってって作ったと思う。そして荷物を置いて火打山登頂。小屋から1時間半ちょっと。荷物を下ろしているから、かなり気楽。山頂から高谷池に戻って、小一時間歩けば今度は黒沢池ヒュッテ。ここは不思議な形の山小屋で有名である。丸いというか、八角形というか。しかも2階の寝る部屋は中央に向かって傾斜してたと思う。夕食も出るから、小屋でゆっくり休んで一日終わり。
(黒沢池ヒュッテ)
地図のコースタイムを見ると、黒沢池ヒュッテから2時間半ぐらいで妙高山頂に着く。でも正直あんまり覚えてないのは、一日目の印象がすごく強かったからだろう。高谷池から黒沢池にかけてはあまり起伏もなく、山上の楽園をノンビリ歩くという感じ。その素晴らしさが特に強い想い出である。妙高山から燕(つばめ)温泉に下りて一泊。前後泊合わせて3日もかけたけれど、それだけの価値があった。もう温泉もよく覚えていない。下山後の温泉はうれしいけど、山が素晴らしいと温泉を忘れてしまう。新潟県妙高高原町の日本百名山連続登山だった。
(妙高山)

第一回目に取り上げるのは、新潟県西南部の火打山(ひうちやま、2462m)と妙高山(みょうこうざん、2454m)。近くにあって並んでいるので、一緒に登ることが多い。僕も30年以上前に続けて登った。まだ車を持ってなかったので、縦走にちょうどよかった。想い出の山はたくさんあるけれど、ああまた行ってみたいなあと思うのはそんなに多くない。どこかの山小屋で、誰かがまた妙高に行きたいなあと言ってるを聞いたことがある。僕も同感だったので、時々思い出すのである。
夫婦で登山をするようになって割と最初の頃だ。初めての山小屋泊りじゃなかったとは思うけど、割と最初の頃だろう。登り始めがきついが、登り切ればとにかく美しいお花畑が印象的だった。ロープウェイなんかはないけど、まあものすごく難物の山ではない。車で行ってすぐ山頂というほど簡単でもない。特徴的な山小屋と山上の楽園、下りて来れば温泉、と日本の山の魅力が詰め込まれている。今はなくなってしまった休暇村の笹ヶ峰ヒュッテに泊って、翌朝から急登を頑張ると、高谷池(こうやいけ)ヒュッテが現れる。けっこうきついから、今の心肺だともう無理かな。

ここは本当に美しくて、湿原の花々を見ながら快適なお昼。なんか持ってって作ったと思う。そして荷物を置いて火打山登頂。小屋から1時間半ちょっと。荷物を下ろしているから、かなり気楽。山頂から高谷池に戻って、小一時間歩けば今度は黒沢池ヒュッテ。ここは不思議な形の山小屋で有名である。丸いというか、八角形というか。しかも2階の寝る部屋は中央に向かって傾斜してたと思う。夕食も出るから、小屋でゆっくり休んで一日終わり。

地図のコースタイムを見ると、黒沢池ヒュッテから2時間半ぐらいで妙高山頂に着く。でも正直あんまり覚えてないのは、一日目の印象がすごく強かったからだろう。高谷池から黒沢池にかけてはあまり起伏もなく、山上の楽園をノンビリ歩くという感じ。その素晴らしさが特に強い想い出である。妙高山から燕(つばめ)温泉に下りて一泊。前後泊合わせて3日もかけたけれど、それだけの価値があった。もう温泉もよく覚えていない。下山後の温泉はうれしいけど、山が素晴らしいと温泉を忘れてしまう。新潟県妙高高原町の日本百名山連続登山だった。
