こういう岩登りは2人一組でやる。登ってる人が落ちても大丈夫なようにもう1人がロープを持って安全を確保するってわけだ。すると登ってる勇姿を写真に撮れない。ところが確保してる人がロープから完全に手を離してパチリッ、という光景を見た。
ロープを素手で持ってたら墜落を止めることが出来ない。そこで確保器を使う。確保器には色々あるが、その中でもグリグリはセルフブレーキが付いているという優れた特徴がある。確保してる人が転倒したりして手を離した場合、その時に登ってる人が落ちてもロープがすっぽ抜けないような仕組みになっているのだ。
こんな写真を撮ってるところを撮ってたとは言わなかったけど、その時の会話はこんな感じ。
「 そっか、グリグリだと写真撮れるんですね 」 |
「 そうなんですよ、本当はいけないんだけどね(^^; 」 |
じゃぁ写真をよく撮るボッケ家でもグリグリをってところなんだけど、今のところその予定は無い。というのも手を離すとブレーキがかかるっていうのがどうも直感的で無いので怖いのだ。実際思わず手をかけたために出てはいけないロープが出てしまったなんて事例があるからだ。