ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

大量のひっつき虫対策を考えた

2020年11月25日 09時05分46秒 | 植物、植物っぽい物
 ひっつき虫はイノコヅチとかオナモミみたいに服につく種のことだけど、俺はひっつき虫という言葉は使ったことがない。といって他にそれを表す名前も無かった。くっついた様子を見れば「くっついちゃった」で分かるし後でそれを話題にすることがなかったからだと思う。ちなみにヨメは「バカがついた」と言う。





 山梨の別荘でのことだ。畑でアメリカセンダングサを避けて歩いたらこんなになってしまった。ヌスビトハギの種みたいのがびっしり。兎に角こんなにくっつかれたのは初めてだ。ツナギの生地は綿とポリエステルの混紡だと思う。これがナイロンだったらもっと良かったかな。ヨメはこのツナギを洗濯機に入れて洗うと言った。結果的にはその方が良かったかもなんだけどそれでは詰まらない。


荒地盗人萩(アレチヌスビトハギ)の実と思われる


種はアレチヌスビトハギっぽい。来年になったら花などを確認しようかなという気の長い話。


荒地盗人萩(アレチヌスビトハギ)の実かな


 種はやがて落ちるはずだ。種が服にくっつきっぱなしでは種の役割はしないからだ。そこで外に吊るした。北風と太陽の話で言うと太陽作戦だ。だがしかし、翌日になっても全然落ちる気配が無い。そして1週間経っても全然。ここで俺の理論が間違ってると思った人が居るはずだけど違う。種の戦略としては獣により遠くまで行ってもらって芽を出したいから1日や2日では落ちないのだ(多分)

 まぁでもこれ以上は待ってらんない。でもササッと簡単に落としたい。粘着力は少し弱まったけどパタパタはたいた程度では落ちないし掃除機でやっても上手く吸えなかった。ならばエアー・コンプレッサーで吹き飛ばしたらどうかと閃いた。でも全然ダメ。北風作戦もダメだ。固目のブラシを使ったけど期待するほどの仕事はしてくれない。洋服の埃落としが良いだろうとやってみたけどどれもこれも全然。


上が洋服の誇り落とし


種落としは廊下でやってたんだけど、ふと見ると隣にかかってたヨメの服に種が付いていた。


隣にかかってたヨメの服


 そこでタオル地の小さなハンカチで試してみた。そのハンカチでつなぎを撫でると種がハンカチに移動した。これが一番良かった。でも粘着成分が乾いたせいか全部ハンカチに移動はしてくれなかった。3~4日前だったら良かったかも。結局洗濯するのが一番だろうというのが分かったという遠回りな実験。


種がハンカチに移動






 ひっつき虫のつき方は鉤型と粘着型がある。粘着型の場合、どんな成分なんだろうと興味が湧いた。ところがそれを調べようとしたらコクヨの製品が沢山ヒットした。この検索時代、こういう一般名を製品にするのは如何なものかと思った。
コメント (4)
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