ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

お花畑

2023年06月26日 20時06分00秒 | 植物、植物っぽい物
 数日ほど前、ヨメは1人で八ヶ岳に登ってきた。杣添尾根(そまぞえおね)を往復、日帰りだ。花が沢山あったとやや興奮気味。写真はツクモグサ。今の時期に八ヶ岳と言うと耳タコが出来そうなくらい出て来る花。本州ではここと白馬岳にしか無いかそうだ。そして昨日は蒸し暑かった。ヨメは高峰高原に花を見に行こうと言ったけど俺は拒否。そんなヨメは今朝、ナントカソウを見に長野県の大町市にある山に出かけた。


ヨメが撮った九十九草(ツクモグサ)@八ヶ岳


 元々花にそれほど興味は無い俺だけどヨメ兄弟と付き合ううちに草木の名前を幾つか覚えた。でもここのところわざわざ遠くまで行く気力が無くなった。というのも芝生の中の雑草を抜いてるうちにこちらの方が面白くなった。何より日々の変化が分かる。写真を撮り損ねても直ぐに撮り直せる。遠くのナントカソウより近くのザッソウ。


現在のフデリンドウ@庭


 山に登り始めた頃、花の写真は撮ってなかった。それから数年、ナントカ山のお花畑はなんてのを耳にするようになった。花壇みたいのを想像してたら「え? これがお花畑?」が心の中の第一声。山には殆ど1人で行くので音声にはならないのである。それからウン10年、庭の困った雑草を見てややお花畑と思うようになった。人は変わるもんだとシミジミ。でもまた変わるんだろうな。

 その辺にいくらでもあった花がハコベだと最近になって知った。なのでそのハコベの写真を撮ることにした。ところが見つからなくて出鼻を挫かれた。草取りの成果がこういう形になって現れた。花の旬が過ぎたのかも。そしたらヨメは1年中(冬は除く)咲いてるよと言う。ネットでチョロっと確認した。「3~5月って書いてあるぞ」と言うとヨメは図鑑を調べだした。図鑑には3~9月や3~11月とあった。ヨメの言う通りみたいだけど素人的には図鑑は同じであって欲しい。ハコベは見つけられなかったけど別の小さな花があった。3種類あってどれもナデシコ科の初耳草。ナデシコ科は別名ザッソウ科って感じがした。住宅地では見向きもされないけど山の中では「この花は何?」と聞かれる。知ってるのだとワダソウ。でも園芸種のナデシコと比べたら華やかさは月とスッピン、じゃなかった月とスッポン。





 1つ目はオオヤマフスマ。雑草を散々抜いた後に探したので中々見つけられなかった。おまけに花の旬も少し過ぎてたようだ。ネットで見つかる写真と少し違うように見えるのはそのせいかもしれない。


大山衾(オオヤマフスマ)







 2つ目はノミノツヅリ。衾(ふすま)は寝具だけど綴りはショボい着物のこと。蚤の着物に例えたって、想像力有りすぎ。


蚤の綴(ノミノツヅリ)


名前の由来となった葉


萼が大きい



 3つ目はミミナグサ。実がキュウリのようだってあったけどどうだろ。花びらが10枚に見えるけど深い切れ込みのせい。なので5枚だそうだ。


耳菜草(ミミナグサ)


キュウリに似てる?


これでも花びらは5枚
コメント (2)
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