朝、メメに「 今日は何するんだ? 」と聞いても無言。そのうちに何処かに居なくなる。ふと見ると一番暖かいところで寝ている。今日も1日何もしない。身だしなみだけは何時も気にしてる。身体を舐め回すので体臭は無いし何時も清潔な感じだ。爪も研ぐ。でも前足だけ。散歩しないから後ろ足の爪は伸び放題。少しは切った方が良いのかな。
ナマケモノという動物が居る、酷い名前をつけられたもんだけど自立した生活を送っている。餌だって自分で取る、何を食べてるのか知らないけど。猫は「ニャー」という呪文を唱えると餌が出て来る。何処で覚えたのか分からない。猫はストーブに火をつけるのを手伝うわけでもないし薪を運んで来るなんてのは未だかつてやったことがない。生まれてこの方働いたことがない。猫にこそナマケモノという名が相応しい。
江戸時代の頃から『世の中に 寝るほど楽は なかりけり 浮世の馬鹿は 起きて働く』と言われている。猫は誰でも本能でそれを知っているようだ。知ってるどころかそんなんで生きていけるのは何故なのか。そこに人間が知るべき答えが、あるような気がする。そんなわけないか。
ストーブの前
ナマケモノという動物が居る、酷い名前をつけられたもんだけど自立した生活を送っている。餌だって自分で取る、何を食べてるのか知らないけど。猫は「ニャー」という呪文を唱えると餌が出て来る。何処で覚えたのか分からない。猫はストーブに火をつけるのを手伝うわけでもないし薪を運んで来るなんてのは未だかつてやったことがない。生まれてこの方働いたことがない。猫にこそナマケモノという名が相応しい。
江戸時代の頃から『世の中に 寝るほど楽は なかりけり 浮世の馬鹿は 起きて働く』と言われている。猫は誰でも本能でそれを知っているようだ。知ってるどころかそんなんで生きていけるのは何故なのか。そこに人間が知るべき答えが、あるような気がする。そんなわけないか。