６月の第一日曜日は清掃登山の日

ゴミも拾い終わり、もう直ぐ登山口
　佐久地方では毎年６月の第一日曜日はクリーンハイキングの日だ。この言葉は長ったらしいのでここでは前からの呼び方である清掃登山と書いた。主催は長野県山岳連盟で、今年の登山コースは８つ。今回はまだ登ったことのない御座山コ－スにした。御座山はおぐらさんと読み、標高は２１２１ｍある。日航機が御巣高山に墜落した時、この山に墜落したんじゃないのかと疑われたことのある山である。


ゴミはこれだけ。黒いのはワイヤーなので重さは全部で１５ｋｇくらいになった。

　他人が棄てたゴミを拾うほど俺は善人ではないけど、ヨメが山のクラブに入ってるのと近所の山を登る良い機会というのもあって参加するようになった。今年で３回目である。ゴミ拾いといっても最近の登山者のマナーは良くなっている。また登山者もそれほど多くないのでゴミも探さないと見つからないくらいだ。参加者の中には草や木に詳しい人が多いので花や木の名前を案内して貰ってるようなもんかな。


割れたプラスチックの杭が多かった。これはまだ原型を留めている方。

　ゴミの大半は登山者以外が棄てたものである。今回目立ったゴミはこれ。測量のためかよく分らないけど、この赤いプラスチックの杭の割れたのが幾つもあった。空き缶やペットボトルは全部で３つ程度しか見つからないなかった。ちなみに登山者のゴミは一休みしようと思うところによくあった。食べ物の包装紙が誤って落ちてしまうのを完璧に防ぐのは無理だからこういう清掃登山は意味があると思った。