トイレに居たヨメが 「 虫が居るぅ 」 と騒いでる。普通の女の人と違ってこのヨメは芋虫を見ても可愛いと言うくらいだから放って置いた。すると 「 飛ぶぅ 」 と言い出した。虫が飛ぶのは当たり前なのでこれまた一々相手にせず放って置いた。だいたいトイレの中で騒ぐってのは戸を開けて入ってくれっていうメッセージ?
トイレから出るなりこれはゴキブリかと小さな黒い虫を指して聞く。種類は分らないけどゴキブリでは無いのは確か。甲虫、カブトムシではなくコウチュウと読むんだけど、その一種だ。折角このオレサマが甲虫かそうでないか見分ける方法をこのブログに書いたのに忘れてしまったようだ。ただ今思えば一見甲虫のようでもそうでない虫、カメムシとかゴキブリの羽の模式図があった方がずっと良かったかな。
見てたらその小さな虫、後で測ったら体長が丁度3mmだったけど、それがピョーンと30cmくらい跳ねた。おいおい飛ぶんじゃなくてこれは跳ねるっ言うんだろう。まぁでもとても小さな飛翔体ではある。跳ねる甲虫といえばコメツキムシだけど、あれは背面飛びだ。腹を上にしてひっくり返しておくと真上に跳ねる。ところがこの虫は普通の状態から斜め前方に跳ねるのだ。これに似てるものといえばノミ。それと雨上がりの水溜りにいるトビムシくらいかな。
子供の頃から虫には興味があったけどこんな虫は初耳だ。どうやって調べれば良いのか迷ったが、取り敢えず 「 甲虫 跳ねる 」 で検索したら直ぐに手掛かりが見つかった。小さいので種類の特定は出来ないけどノミハムシの一種らしい。3対ある足の一番後ろがノミのように他の足に比べて太い。ノミハムシの名前、ノミは跳ねる蚤というのは直ぐに分る。ハムシはというと葉っぱを食べる虫ということで葉虫で、この名が付く体長7~8mmのは畑などでよく見かける。
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