ちょっとやらなくなると簡単な事でも忘れてしまう

　毎日カレー作ってる女友が居る。旦那も毎日カレーだ。カレーはルーでもカレー粉でもなくスパイスから作る。働いてるから作るのは毎日ではなく１週間分をまとめて作る。日本人の顔をしたインド人だ。でも毎年一緒に餅つきをするから正月くらいは非カレーな日々なのか、今度聞いてみよう。そのカレーなんだけど、正月、何時もよりカレーを食べたくなるのは何故なのか。毎日、夕飯何にするって話になる。昨日はヨメの案を全て否決。こらちからヨメに注文するものだと美味しいのを作ってくれる。というより上手なのだけ注文。でも注文したすき焼きは今ひとつだった。気の抜けた肉の煮込みみたいだった。お雑煮のトリ肉は出がらしみたいになっていた。そんなのが続いたので自分でカレーを作ることにした。俺が作るカレーは２種類。１つはS&B赤缶のカレー粉から作るチキンカレー。もう１つはハウスのザ・カリーで作るポークカレー。

　以前は玉ねぎを炒めたのを冷凍庫に入れてあったけど無い。ここのところ作ってないからだ。刻んだのはあった。何故刻んだのを冷凍するかというと、南極越冬隊の調理人が冷凍した方が玉ねぎ炒めを早く作れるなんて話を聞いたからだ。鍋に人参を入れた。人参だけは炒めずに煮る。それが凄く殺風景。何かが足りないけど分からない。最初に思い出したのが月桂樹の葉。でもまだ足りない。他の準備をしてるうちにトマトを思い出した。その後は順調だったけどまた思い出したのがあった。チャツネ。コンロのタイマーをセットして風呂に入った。ちなみに台所は無人ではない。順番が大分狂ったけど味は何時もと似たようなもんだったので良かった。手順に関わらず手間は同じ。なのに味が落ちたらガッカリだ。まぁ何というか定期的にやらないとダメだなと実感。ということはレパートリーの数だけ夕飯作りってことか。