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パスネットの払い戻し進行中~バス共通カードに比べると…

2015-08-06 | Weblog

先月「MAKIKYUのページ」では、先月限りで払い戻し手続きが終了となった「バス共通カード」の払い戻しに関して取り上げましたが、MAKIKYUは今月に入ってからPASMOなどのICカード導入で「バス共通カード」と共に利用停止→現在は払い戻し手続きのみとなっている磁気カード「パスネット」の払い戻しを進めています。

バス共通カードの払い戻しは、発行事業者の窓口のみで取り扱いとなり、払い戻し手続きを行う窓口や営業時間が限られている上に、払い戻し申込書の記入を求められる事も多い状況でした。

その上払い戻し手続きを行ったカードに関しては、記念カードといえども回収という取扱いでしたので、これでは極力払い戻しを発生させない様にしているのでは?と感じた程で、無効券化してでも残しておきたいカード数枚は手元に残存→発行事業者への寄付同然という状況になりました。

これに比べると、首都圏私鉄や地下鉄各事業者で発売・利用できたパスネットは、取扱事業者の有人駅窓口であれば、発行事業者か否か関係なく営業時間内ならいつでも払い戻し手続きが可能、係員に申し出れば申込書への記入などなくすぐに手続き可能ですので、払い戻し手続き自体はバス共通カードに比べると遥かに楽と感じたものでした。


払い戻し手続きを済ませたカードはパンチ穴が1箇所空き、裏面にも印字がされるものの、希望すれば記念に持ち帰る事も出来るのは、コレクター側の立場も考えていると感じたもので、払い戻し手続きに関してはバス共通カードに比べると、全ての面で上回っていると言っても過言ではないと感じたものでした。
(写真は全て払い戻し手続きを済ませ、パンチ穴が1穴空いたパスネットで、どれも図柄は今では見られない姿の車両ばかりです)

ちなみにMAKIKYUが保有しているパスネットは、未使用1000円券が大半を占め、他額面の未使用カード(500円や3000円など)が若干という状況でしたが、各者の横浜駅で払い戻し手続きをした際には、裏面には「8-5 払 100K 京急横浜**0」の様な印字がされたものの、横浜市交通局だけは払い戻し手続きを意味する「払」ではなく、窓口処理を意味する「処」の印字でした。

多数のカードを所持している場合、すぐに払い戻し手続き可能な枚数も事業者によって異なり、横浜市交通局と相模鉄道(相鉄)では1回で原則5枚までと案内された上に、横浜市交通局では払い戻し手続済カードの発行事業者などを手書きで1枚ずつ控えていましたので、手続き自体も時間を要し、係員側の負担も大きいのでは…と感じたものでした。

そのためパスネットの払い戻し枚数が多い場合は、横浜駅なら東急か京急の窓口へ申し出た方が…と感じ、東急では1回に1000円券10枚(10000円分)、京急では同20枚(20000円分)でも対応して頂けましたが、後者では窓口準備金の関係で全て1000円札での返金となったのは少々不便と感じたものでした。

またパスネット導入以前に発売されていた各事業者の磁気カードに関しては、パスネット利用停止よりも早い時期に利用停止・払い戻し手続きを実施した小田急の「ロマンスカード」を除くと、払い戻し手続きは概ねパスネットと同様ですが、こちらは発売・利用可能だった事業者のみの取り扱いとなりますので要注意です。

そのため先月末に都内へ足を運んだ際には、旧営団地下鉄が発行していた「メトロカード」をまず優先的に払い戻し、昨日も相鉄の「ぽけっとカード」と京急の「ルトランカード」は各社窓口で真っ先に払い戻ししたものでしたが、東武発行の「とーぶカード」の未使用券は手元に2桁枚存在する状況です。

近年では東武の電車も横浜市内まで乗り入れる様になっていますが、こちらの払い戻しは東武の窓口へ出向かないと出来ませんので、まだ払い戻し手続きはお預けという状況です。


ちなみに昨日と今日の2日間で払い戻し手続きを済ませたパスネットだけでも、トランプの枚数程度は…という厚みになっており、払い戻し手続きだけでも結構面倒と感じたものでした。
(カードの左側にある感熱紙は払い戻し証明書で、写真は東急発行のものですが、社局によっては発行されません)

払い戻しを済ませていないパスネットはまだ2桁枚手元にありますので、手続き期限までまだ余裕がある内に、まだ払い戻し手続きをしていないとーぶカードも含め、各カードの手続きを済ませようと思っています。

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、まだ「パスネット」などを死蔵されている方や、払い戻し手続きに出向いたという方もおられるかと思いますが、払い戻し手続きに関して感じる事などがありましたら、コメントもどうぞ。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パスネットよりもオレンジカードをどう処理するか! (開運skyliner)
2015-08-07 07:18:45
パスネットは今年3月一杯で使用が停止され、私も年明けから残額のあるパスネットをいつもはSuicaで行く処、パスネットで切符を買ったり、どうしても余った残額は最終的には通勤で使っているPASMO定期券にチャージして何とか余らす事なく処理しました。なので使用済みカードは手元に残す事が出来ましたが、問題はオレンジカードとスルッとKANSAIであり、オレンジカードが手元に沢山有りすぎる状況です。流石に国鉄発行のカードは既に使い果たしたもののJR西日本やJR四国、JR北海道辺りのカードが沢山余ってるのが現状であります。乗車券に関してはSuicaで済ませるにしても余ったオレンジカードはグリーン券や自由席特急券等で消化しています。オレンジカードだって何時使用停止になるか分かりませんので。一方ではスルッとKANSIですが、2年前にラピートに乗った時に車内で発売されていた程ですので、恐らくオレンジカードの次に使用停止になるものと思います。
買った以上は使ってから手元に残したいものです。以前は使うと価値がなくなるとか勿体ないとも言われましたが、JR各社とも発売が全廃された今、何時Xデーがやって来るか分かりませんので!17
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1回で使い切るのが… (MAKIKYU)
2015-08-07 17:10:07
開運skyliner様こんにちは。

使用済カードに関する対応も、パスネットに関しては割合良心的ですが、今後オレンジカードやスルッとKANSAIカードも同様の対応となるのか気になります。

バス共通カードの如く発行事業者のみ+払い戻し処理カードは回収では、JR北海道や四国のカードなどは大変な事になりますので、使用中止するのであれば、せめてJR有人各駅での対応程度は望みたいものです。

またスルッとKANSAI各カードは、偽造対策で発売時からパンチ穴が開いているモノもありますので、無理にパンチ穴なしで保管する事に拘る必要は余りないと思いますが、なるべくきれいな状態で残すためには、1回で全額を使い切れる時に使うのがベストな気がします。
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