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瀬戸内海交通の路線車(2)~大型路線車編

2012-02-20 | バス[四国]

先日「MAKIKYUのページ」で取り上げた瀬戸内海交通の路線バスですが、今日はその続編として大型路線車に関して取り上げたいと思います。


瀬戸内海交通の大三島など離島内を運行する一般路線は、需要の関係などもあって、中型車での運行が主体となっており、近年導入される車両も中型車ばかり…という状況ですが、比較的年式の古い車両では大型車も在籍しており、宮浦港の車庫内では何台もの大型車が停車している姿が見られたものでした。


大型車も中型車と同様に、三菱製といすゞ製の2メーカーを目撃していますが、どちらも四国では珍しく西日本車体工業製の車体を採用しているのが特徴で、特に古参の58MCとなると四国地方における他事業者での採用例はどれだけ…という状況です。
(海を隔てた広島県などでは、特に珍しい車両ではないのですが…)


ましてや中型ワンステップですらトップドア車が導入される事業者ですので、こちらも当然ながらトップドア車となっているのも特徴的で、窓形状なども車両によって差異が見受けられるのは興味深いものです。


大型車の中には、今治行きのしまなみ海道経由急行バスに充当可能な車両も在籍しており、宮浦港の車庫内でもこの車両は「急行 今治桟橋」の字幕を掲出していましたが、MAKIKYUはこの車両でしまなみ海道を通る事が出来れば…と感じたものでした。

ただ平日の朝には多数の便が運行される、しまなみ海道経由の今治行き急行バスも、関係者から伺った話では、通常は専用の高速・観光タイプ車両のみで賄えるとの事で、入試シーズンなどで多客が見込まれる際の増便などで時折走る事がある程度との事でした。

また島内の一般路線でも稼動機会は少なく、多客時などを除くと出番は少ないとの事でしたが、伯方島では西工製車体の路線車が島内バスで活躍する姿も目撃しており、今度しまなみ海道の愛媛県内離島を訪れる機会があれば、是非乗車したい車両と感じたものでした。



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