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瀬戸内海交通の路線車(1)~中型路線車編

2012-02-14 | バス[四国]

先月MAKIKYUが愛媛県の大三島に足を運んだ際には、宗方(Munakata)→宮浦(Miyaura)港間で大三島(Omishima)島内を走る瀬戸内海交通の路線バスに乗車したものでした。

瀬戸内海交通は、今治(Imabari)に拠点を置き、愛媛県東予地方一帯を営業基盤とする瀬戸内運輸(せとうちバス)の子会社で、しまなみ海道の大三島・伯方島・大島の3島内で路線バスを運行すると共に、今治から大島・伯方島を経由し、大三島の宮浦港へ至るしまなみ海道経由の急行バス運行も行っています。

バスの装いも瀬戸内運輸本体と同様で、車体に標記された事業社名が異なるだけとなっており、乗車券類もせとうちバスのセット回数券(2000円・車内発売あり)がそのまま通用しますので、MAKIKYUが瀬戸内海交通のバスに乗車した際には、以前西条でせとうちバスに乗車した際に購入・使用して残っていた回数券を利用して乗車したものでした。

この瀬戸内海交通が3島の島内一般路線で走らせている車両は、中型車が主流を占めており、MAKIKYUが乗車した際には三菱エアロミディのワンステップ車に当たったものでした。


離島ながらも比較的新しいバスが多い印象を受けたもので、初乗り運賃が今時珍しく2桁(90円)と言う安さを誇っているのも大きな特徴です。
(愛媛県ではせとうちバス本体も極端に古い車両は見かけませんが、松山周辺では古い車両を数多く走らせている会社もあり、この会社の子会社では相当な古参車が今でもかなりの割合でやって来ます)


MAKIKYUが乗車した車両は一般的な前中扉車で、車椅子乗車にも対応した車両でしたので、やや座席数が多い事が特徴的に感じた程度でしたが、宮浦港にある車庫にはトップドアでワンステップのエアロミディも停車しており、こちらは全国的にもかなり少数派の部類に入る珍車と言えます。

また三菱車以外にも、近年の地方路線バスでは最も典型的な車両の一つで、古参車が好きなMAKIKYUとしては、このタイプの車両がやってくると「ハズレ」と感じてしまうJ-BUSのエルガミオも活躍している姿が見られたものでした。


比較的新しい車両と言う事もあって、車両自体は物凄く個性的な車両とは言い難いのですが、前面窓下にはERGAMIOと書かれているにも関わらず、何故か前面窓下中央に三菱マークが貼られていたのが特徴で、どう見ても三菱車には見えない車両ですので、非常に奇妙な印象を受けたものでした。
(これが日野のマークなどであれば、さほどの違和感はないのですが…)

瀬戸内海交通に関しては、近日中に続編記事も取り上げたいと思います。



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