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松浦鉄道 MR-500形気動車~1両だけのレトロ調気動車

2008-01-25 | 鉄道[九州・私鉄等]
先日「MAKIKYUのページ」ではJR→松浦鉄道(MR)転換時にイベント用に登場した、松浦鉄道のMR-300形に関して取り上げましたが、MRではその後MR-500形と呼ばれるレトロ調気動車が1999年に一両だけ導入されています。

この車両はトイレなし車両が殆どのMRにおいて、唯一のトイレ装備車両となっている事が特徴で、「レトロン」と呼ばれるこの車両は、イベント用などにも大活躍している様ですが、車歴も浅い事からMR-600形導入による代替対象とはならず、やはり1両だけの虎の子的存在となっている一般型気動車・MR-400形と共に今後も活躍する様です。

第3セクター鉄道の中では車両数・列車運行本数共にそこそこの規模を誇るMRにあって1両だけの希少な存在で、現状では新型のMR-600形(この車両はブレーキ方式が他車両と異なり、他形式と併結出来ない事から運用が限定されており、運用情報はMRのHPにも掲載されています)で運行される列車を除くと、基本的にダイヤも固定されない事から、なかなか捕まえ難い存在です。
(あと何年かして車両代替が一段落すれば、限定運用で捕まえ易くなるかもしれませんが…)

そのためMAKIKYUが先月MRに乗車した際には、せめて姿を見れれば…と思っていましたが、車庫の屋内で留置されていたMR-400形(当然撮影できる状況ではありませんでした)と異なり、佐々駅で列車待ちの間に車庫内を動きはじめ、写真は幸いにもその姿を捉えたもので、車内設備も他の車両に比べて豪華な転換式クロスシート(MR-600形にも僅かながらありますが…)を装備している様ですので、MAKIKYUがまたMRに乗車する機会があれば、是非乗車してみたいものです。


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