私が入院していた時、心臓血管外科の患者は男性患者が女性患者より多かったので、心臓病は男がかかりやすいのかなあと、ちょっと疑問が……
それも退院と共に忘れていましたが最近思い出し、何かデータでもあるかなあと、検索開始。
しばらく探すとこんな文献が見つかりました。
そのなかから弁膜症について抜き出してみると、
弁膜疾患;以前は、成人の弁膜症の大部分がリュウマチ性であった。慢性リュウマチ性心疾患は平成12年心血管系死亡率でも明らかなように、女性に多い。しかし最近では、リュウマチ熱が激減したことと、高齢化社会になってきたことによって、非リュウマチ性弁膜症が多く見られるようになり、弁膜症の男女比も異なってきている。大動脈弁狭窄症の一因となるニ尖性大動脈弁は人口の約1~2%にみられ、男女比は3~4:1と男性に多く、老人性石灰化弁、リュウマチ性なども含めた大動脈弁狭窄症全体の頻度も3:1で男性が多い。僧帽弁閉鎖不全症にはリュウマチ性、弁輪の異常な拡大と石灰化、腱索の断裂、乳頭筋の障害など種々の成因が関与しているが、重症例の頻度はいずれの場合も男性に多い。僧帽弁逸脱は、日常よく観察される弁膜症であるが、心エコー図で検索した場合には、若年健常者の20%前後に認められる。女性では加齢により頻度が減少する傾向があり、逸脱による重症僧帽弁閉鎖不全は50歳以降の男性に多いと報告されている。
-----引用終わり-----
弁膜症に関しては男性は女性に比べて、何倍もの率で罹りやすいということのようです。
それにしても健常者でも僧帽弁逸脱の率が意外に高いのに驚きました。
先天性の心疾患のうち心室中隔欠損と心房中隔欠損は女性の方が多いそうですが、私は小さいながら心房中隔欠損もありました。
それも退院と共に忘れていましたが最近思い出し、何かデータでもあるかなあと、検索開始。
しばらく探すとこんな文献が見つかりました。
そのなかから弁膜症について抜き出してみると、
弁膜疾患;以前は、成人の弁膜症の大部分がリュウマチ性であった。慢性リュウマチ性心疾患は平成12年心血管系死亡率でも明らかなように、女性に多い。しかし最近では、リュウマチ熱が激減したことと、高齢化社会になってきたことによって、非リュウマチ性弁膜症が多く見られるようになり、弁膜症の男女比も異なってきている。大動脈弁狭窄症の一因となるニ尖性大動脈弁は人口の約1~2%にみられ、男女比は3~4:1と男性に多く、老人性石灰化弁、リュウマチ性なども含めた大動脈弁狭窄症全体の頻度も3:1で男性が多い。僧帽弁閉鎖不全症にはリュウマチ性、弁輪の異常な拡大と石灰化、腱索の断裂、乳頭筋の障害など種々の成因が関与しているが、重症例の頻度はいずれの場合も男性に多い。僧帽弁逸脱は、日常よく観察される弁膜症であるが、心エコー図で検索した場合には、若年健常者の20%前後に認められる。女性では加齢により頻度が減少する傾向があり、逸脱による重症僧帽弁閉鎖不全は50歳以降の男性に多いと報告されている。
-----引用終わり-----
弁膜症に関しては男性は女性に比べて、何倍もの率で罹りやすいということのようです。
それにしても健常者でも僧帽弁逸脱の率が意外に高いのに驚きました。
先天性の心疾患のうち心室中隔欠損と心房中隔欠損は女性の方が多いそうですが、私は小さいながら心房中隔欠損もありました。