還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

56回目の外来受診

2016年09月16日 | 手術後の外来診察
9月14日は1年ぶりの、手術を受けた滋賀医大での診察でした。前回は10時の診察予約でしたが、今回は前々回と同じ9時。

9時予約の場合は車で行くことにしており、病院到着がほぼ予定通り8時30分過ぎでした。

受付と各種検査
1.再来受付機にて自動受付(各種検査、診察時刻が書かれている受付票が出る)
2.レントゲン撮影(予約票提出)
3.心電図と心エコー検査(自動受付機で受付、予約票提出は不要)

検査終了後、心臓血管外科受付に行く
体重と血圧を測り受付に提出することになっているのですが、トイレに行ってすぐに血圧を測ると140を超えていたので測り直し^^;;;
2回目に135ぐらいの数値が出たのでそれを提出。。。

今回待ち時間は30分ほど、心エコーデータによると僧帽弁以外の3つの弁は初めて、逆流がありませんでした。肝心の僧帽弁は逆流がtrivialからmildに進んでいます。5月にヴォーリズ記念病院で受けた心エコーでもmildだったので、2回続けてmildとなってしまいました。

経過観察は今後もやはり欠かせませんね。診察医によると80歳まではこのまま行けそうですが・・・・
続いて、術後気胸が見つかった時のレントゲン写真を見せていただきました。データはサーバーに保存されているのですぐに表示されます。

素人が見てもわからなくて解説していただいたのですが、胸郭の内側2~3センチに肺の輪郭が線状に見えます。その内側は血管でもやもやしているのですが、外側は空気だけで満たされているので「きれい」なのです。

このくらいの気胸は中等度のようです。重症度が上がり肺があまり小さくなると、心臓を圧迫して止まることもあるそう・・・・

逆に気胸の程度が軽くて、肺の輪郭が胸郭に隠れる程度だと見つけられないかもしれません。中等度だったので簡単に見つかって良かったです。ちなみに右肺でした。処置後2日で治り、再発はありません。

この画像は手術翌朝のもので、体内に留置されたドレーンや体外式ペースメーカーのワイヤーも映っていて賑やかです。ドレーンは太いのでしっかり映っていますが、ペーシングワイヤーは細いので拡大してようやく見えます。

心エコーのデータは毎回もらっていますが、今回印刷したもので説明いただき、そのまま受け取りました。帰宅後表データに追加し、ファイルに綴じました。

診察の後、滋賀医大のすぐそばの県立美術館で開催されている、生誕130年バーナード・リーチ展を鑑賞しました。

鑑賞後ショップで、リーチになじみのある湯町窯で作られた、7号皿とマグカップを買って帰宅しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿