豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

ジャン・ギャバンのメグレ警視

2018年04月26日 | テレビ&ポップス

 今夜8時、地上波がつまらないので、BSにしたら、AXNミステリーで偶然ジャン・ギャバンの“メグレ警視”ものをやっていた。

 “メグレ、赤い灯を見る”(Maigret Voit Rouge)という題名だった。
 長島良三編『名探偵読本(2)メグレ警視』(パシフィカ、1978年)で原作を探したが、そのような題名の作品はなかった。
 テレビ・ドラマ用の題名なのだろうか。

 ジャン・ギャバンが演じるメグレ警視を見たのは初めてである。
 意外なことに、あまり重厚感はなく、むしろおどけたような雰囲気さえ感じた。あるいは飄々とした雰囲気と言うべきか。
 ブリューノ・クレメールを見すぎているせいだろうか。

         

 話の内容はあまりメグレらしくない。アメリカからやって来たギャングがやたらと拳銃をぶっ放したり、誘拐をしたり、アメリカ大使館付きのFBI捜査官が登場したりする。
 バックグラウンドの音楽も、ぼくは好きでない。

         

 メグレとその部下たちが、近所の喫茶店(?)からサンドイッチとビールを配達させて昼食をとるシーンが、いくつかの原作の光景を思い起こさせてくれた。
 1950年代のパリが舞台なのだろうか、道端にシトロエン2CVが駐車しているシーンなども懐かしい風景である。

 ただしギャングたちが乗るクルマはシボレーである。シボレーはスペルからして(“Choevrolet”)、ひょっとするとフランス由来なのだろうか・・・?


 2018/4/26 記

豆豆先生のメグレ警視!

2017年04月20日 | テレビ&ポップス

 驚くなかれ、我が“豆豆先生”こと、ローワン・アトキンソンが演ずるメグレ警視がBS560チャンネルで放映された。

         

 ローワン・アトキンソンが“Mr.Bean”(豆豆先生)以外の役を演じるのはこれが初めてだそうだ。
 言われてみれば、確かに彼が主演した映画のDVDも何本か見たが、いずれもMr.Beanが美術館の学芸員に成りすましたり、何だりといったストーリーだった。

 しかし、あのMr.Beanのイメージが強烈すぎるローワン・アトキンソンンにメグレ警視を演じることができるだろうか・・・。彼が演じるメグレをメグレとして見ることができるだろうか・・・。

         

 不安の中で、4月15日の第1回を見た。
 一生懸命それらしく演じており、最盛期に比べるとずい分年も取っているので、まったく見るに堪えないということはなかったが、個人的にはメグレらしさは感じられなかった。
 時おり、Mr.Beanが顔をのぞかせてしまうのである。
 パイプの咥え方もぎこちない。

 ロケはパリで行ったようだが、店の看板などはすべてフランス語なのに、登場人物が英語で喋るというのも、違和感があった。

                  

 メグレはやっぱり、ブリューノ・クレメールやジャン・ギャバンがいい。
 

 2017/4/20 記


メグレ警視 DVD-BOX Ⅲ

2016年05月26日 | テレビ&ポップス

 メグレ警視 DVD BOX Ⅲを買った。

 21巻・サンフィアクル殺人事件から、30巻・野菜畑事件までの10本が入っている。どうしても見たかったのは、“サンフィアクル”のほかは、“霧の港”、“パリ連続殺人事件”、“聖歌隊少年の証言”くらいだが、メグレ・シリーズなら、見て損をしたということはない。退屈な時の時間潰しにはなるだろう。

 今は退屈していないので、やがて行き詰った時のために、見ないままにしてある。

                
 
 AMAZONで見つけた。
 中古品だが、「非常に良い」という評価になっていて、しかも値段が6468円だった。このシリーズの中古品としては破格の安さである。
 BOX版は1箱に10巻入っていて、定価は3万円くらいだったらしいが、中古品でも1万5000円から2万円くらいはする。
 レンタル落ちでも1万円をつけているものもあった。

 「安物買いの銭失い」が心配だったが、まったくの杞憂だった。
 外函もきれい、各巻のケースもきれいだった。まだDVDは見ていないが、大丈夫だろう・・・と書きながら心配になってきた。後で開けて確認しよう。

                      

 バリューブックスという長野県、上田の古書店から送られてきた。
  

 2016/5/24 記


NHKラジオ深夜便 弘田三枝子

2016年02月06日 | テレビ&ポップス

 黒木亮“法服の王国”(岩波現代文庫)が面白い。

 2月4日夕方に買ってきて、深夜(2月5日の午前1時前)まで読みつづけ、上巻を読み終えた。下巻も読みたかったが、時間が不規則になるので、寝ることにした。

 寝床でラジオをつけると、NHK第1で午前1時のニュースが終わったところで、次の番組は、笑福亭笑太とラサール石井のトーク番組。
 1960年代のレコードの思い出話をしている。再放送のようだ。

 最初にかかった曲が、なんと、ピンキーとキラーズの“恋の季節”(のライブ盤)だった。ヒットした翌年の1969年のコンサートで、司会の前田武彦の声まで入っている。
 浪人時代のぼくが“お昼のゴールデンショー”ではじめて今陽子を見染めた時の司会も前田だった。
 
 笑太が「キラーズになりたかった」といっていた。ぼくも今陽子の後ろで歌っていたかった。
 その後は、雑誌「少年」の付録についていたレコード・プレイヤーなど懐かしい話題もあったが、流れる曲は、ぼくの好みの曲とは違っていた。彼らはぼくより4、5歳若いようだ。
 中津川フォークジャンボリーの吉田拓郎などをかけていたが、ぼくは嫌いだった。


 とか言いつつ、結局2時まで聞いてしまった。

 さて寝ようと思ったが、午前2時からの“心の歌”だか何だかいうコーナーが、これまた何と、弘田三枝子特集だった。
 これは聞かねばなるまい。

 しかも1曲目が“子供ぢゃないの”(“子供じゃないの”ではない!)、2曲目が“悲しき片想い”である。ともにヘレン・シャピロのカバー。
 その後も、“すてきな16歳”“ルイジアナ・ママ”“ヴァケーション”“想い出の冬休み”などアメリカ曲のカバーが続き、その後は“ナポリは恋人”“砂に消えた涙”“夢見るシャンソン人形”などヨーロッパ曲のカバーが流れ、最後のほうは“人形の家”など弘田のオリジナル曲。

 “ドーベルマン刑事(でか)”の主題歌や挿入歌が弘田の歌とは知らなかった。

 おおトリの弘田の作詞作曲という歌も悪くなかったが、曲名は忘れてしまった。

 読みかけの本“法服の王国”も1960年代末からの日本の裁判所の内幕もの、寝ようと思ったら、ラジオから流れてきた歌も1960年代末の懐メロ。
 夜中の2時3時に、日本全国でこんな曲を懐かしがって聴いている老人がたくさんいるということか・・・。

 * 写真は、“MIEKO HIROTA HIT KIT PARADE 1960's HIT TUNE COLLECTIO”(東芝EMI,2005年6月15日発売CDのジャケット)


 2016/2/6 記

今年のクリスマス(2015年12月)

2015年12月25日 | テレビ&ポップス

 今年のクリスマス。

 おととい12月23日(水)は、恵比寿のウェスティン東京で、組合の忘年会。

 下の息子は、小学校低学年のころから毎年このパーティーを楽しみにしている。
 今年も、私の同僚から「君は野球やっていたんだよね」と声を掛けられ、覚えていてくれたことに感激していた。

 わが同僚は、息子ができたら一緒にキャッチボールをするのを楽しみにしていたのだが、子どもさんは2人とも女の子だったので、私の子どもが男で、しかも野球をやっているというのがうらやましかったのだという。
 そうか、息子とキャッチボールができるというのも、ささやかな喜びだったのだ。

 休日のため、恵比寿ガーデンプレスは人ごみでごった返しており、雨も降っていたので写真は撮れなかった。
 人ごみさえなければ、ちあきなおみ“黄昏のビギン”にぴったりのしっとりとしたいい雰囲だったのだが・・・。

         


 翌12月24日はわが家のクリスマス・パーティー。

 女房の体調が思わしくないので、サラダとローストビーフだけ手作りで、あとは、下の息子が麻布十番で買ってきた数種類のキッシュ、ぼくが近所のケンタッキーで買ってきたチキン、上の息子が買ってきたケーキで済ます。

 キッシュは、息子の勤務先の学校のネイティブのアメリカ人教師がイチ押しと言うだけあって、それほど高くないという割に、みんなの評判は上々だった。
 店の名前は書かないでおく。

 
         
 きょう12月25日は年賀状の残りを書く。

 夕方ポストに入れて帰ってきて、なにか映画を見ようと思ったが、BSではろくなものをやってなかったので、先日買ったままになっていた、“メグレ警視シリーズ”の“メグレと田舎教師”を見ることにした。

                 

 原題は、“MAIGRET A L’ECOLE”。
 翻訳ものでも“学校のメグレ”という題だったが、そのほうが内容には合っている。ドラマの中で“田舎教師”は、写真でしか登場しない。

 閉鎖的な田舎町で起きた殺人事件の容疑者として逮捕された“田舎教師”の小学生の息子とその同級生たちが主役と言えるかもしれない。

         
         
 冬の物語ではあるが、クリスマス物語ではない。
 しかし、田舎町の末枯れた佇まい、シムノンらしい話の展開など、悪くない作品だった。

 2015/12/25 記


メグレ警視 “運河の秘密”

2015年10月04日 | テレビ&ポップス

 AMAZONのポイントがたまっていたので、メグレ警視シリーズの“運河の秘密”を買った。

 2000年、フランスのテレビドラマで、日本でもBSで何度か放映されたことがある。
 ツタヤでもレンタルされているので、あえて買う必要もないのだが、メグレのパリを舞台にしたもの、郊外もの、もっと郊外の国境もの(?)、クリスマスもの、その他いくつかは手元に置いておいてもいいかな、と思った。

 殺人事件が解決し、運河の水門が再び開かれて、足止めを喰らった船が一斉に出発するラスト・シーンは、以前にこのコラムにも書き込んだと記憶する。

 はじめのほうで、馬丁が登場するところで、突然犯人を思い出してしまった。
 その後にケースの左上のスチールを見て、さらに驚いた! 見てない人には意味は分からいだろうけど・・・。 

 しかし、シムノンの作品は犯人探しが目的ではないから、残り90分も、ブリューノ・クレメルのメグレを十分に堪能した。
 メグレを謎解きもの(本格推理?)と思ったら、この作品だって破たんはいくつもある。

 ちなみに、長島良三編『名探偵読本2 メグレ警視』(パシフィカ、1978年)の「メグレ警視事件簿」(101ページ~)を見ると、「運河の秘密」は1931年に発表されたメグレシリーズの第4作で、この本が出た当時は内容が不明だったらしく、何の解説も付されていない。

 最近は、BSでも“メグレ警視”は再放送されないようだが、またメグレの雰囲気に浸りたくなった。

 2015/10/5 記


主任警部モース 森を抜ける道

2014年05月10日 | テレビ&ポップス
 連休中に見た“主任警部モース”、3本目は“森を抜ける道”(原題は“The Way Through The Woods”)。
 
 このDVDの助かるのは、音楽が流れると作曲者名と曲名が出るところ。
 クラシックに無縁のぼくには、分からなくても一向に構わないのだが、分かって悪いことはない。
 今回のタイトルバックに流れているのは、ドビッシーだそうだ(冒頭の画面)。

 冒頭こそ、モースが訪れる演奏会のシーンなど、オックスフォードの街並みが見られるものの、今回は、ストーリーの内容からして、オックスフォードの街並みは余り登場せず、森の中のシーンが多い。
 今回はパブでルイスとビールを飲むシーンはなかった(と思う)。代わりに、モースが好きになる女性を誘って出かけたレストランのシーンがあった。   
      
 時おり懐かしいオックスフォードの街並みの風景が出てくるが、でもやっぱりラストシーンは、森の中。

         


 ついでに、先月、神保町の矢口書店の店先で見つけたハヤカワ・ポケット・ミステリ版「森を抜ける道」(コリン・デクスター、大庭忠男訳。たぶん勝呂忠装丁だろう)。

               

 2014/5/10 記
 

主任警部モース ニコラス・クインの静かな世界

2014年05月07日 | テレビ&ポップス

 イギリス旅行から戻ったら、それまでは気障ったらしくて嫌いだった“主任警部モース”が許せるようになった。

 あの3月末に歩いたオックスフォードの街並みが懐かしくなったからである。
 エディンバラも落ちついていて、古い建物や風景を残したいい町だったが、オックスフォードもいかにも大学街という風情でよかった。
 いずれも観光地として俗化している面はあるが、日本の観光地に比べればはるかにましなレベルにある。
 
 そのオックスフォードの街並みを回想する目的で、“主任警部モース”全32話(?)が収録されたDVDを買ってしまった。
 7500円程度でお買い得なのだが、如何せん英語字幕しかついてなくて、しかもパソコンでしか見られない。

 いよいよ見はじめると、シーンごとの台詞が結構長くて、2行目を読み終わらないうちに次の場面に写ってしまう。
 そんな訳で、どれだけストーリーを理解できたかは自信がないが、映像とかつて見た記憶とで何とか凌いでいる。

 これまでに見たのは、“ジェリコ街の女”、“ニコラス・クインの静かな世界”、“森を抜ける道”の3話である。
 きょうは、そのうちの“ニコラス・クインの静かな世界”(“Silent World of Nichoras Quinn”)からいくつかのシーンを。

 最初は、モースの愛車ジャガーから。

          

 モースが部下のルイス刑事と入ったオックスフォードのパブ。
 飲んでいるのはエールだろうか。ぼくは常温のエールより冷えたラガーのほうがさっぱりしていて美味しかった。
 途中のカーテンショットのようなシーンで写ったオックスフォードの街並み。

          

 この話の冒頭では、オックスフォードの教授がロンドンからの帰りに降り立ったオックスフォードの駅のシーンがある。
 駅員がいるが、ぼくが行った時にはホームに駅員はいなかったと思う。

          


 そして、この話でモースが好きになってしまう人妻。その女性が乗っているシトロエン2CV。

          

 今年は8、9日間のイギリス滞在の間で、2CVを見かけたのは1度だけだった。モースは1980年代から90年代初めの番組だから、時代が変わったのだろう。

 2014/5/7 記

幌馬車隊

2010年03月02日 | テレビ&ポップス
 
 1. バット・マスターソン

  Back when the west was very young,
  there lived a man named Masterson.
  (中略――覚えていないので・・)
  His name was Bat, Bat Masterson.
  行く道は険しく、苦難のガンさばき
  (そして、後略――以下も覚えていない・・)
  
  * 記憶のなかでは何故か英語と日本語がチャンポンになっている。

 2. ライフルマン

  どこからやって来たのやら いかつい顔に、優しい目
  笑えば誰でもなつくけど 悪人どもには、鬼より恐い
  ライフルマン、ライフルマン 無敵のライフルマン
  母のない子は 寂しい子 マークをかばう ライフルマン
  正義を守る父と子に 平和がくるのは、いつのことやら
  ライフルマン・・・ refrain
   
   * 小坂一也の鼻にかかった歌声が今も耳に残っている。
 
 3. 幌馬車隊
 
  遥かなる荒野の その果てに
  今日もとどろく 轍(わだち)の音
  野越え 山越え 幌を連ね 行くはわれらの wagon train
  隊長アダムスの 指揮の下 時には憎み また愛しあう
  みんなの夢は はやオレゴンの 緑したたる牧場

   * 完唱!

 4. ローン・レンジャー
 
  主題歌は、“ウィリアム・テル序曲”なので、歌詞はない。
  ところで、ローン・レンジャーの中で、斥候のトントが「キモサベエ」って言ってたけれど、あれはどういう意味だったのか?

 * 写真は、『テレビの黄金伝説ーー外国テレビ・ドラマの50年』(キネマ旬報1997年臨時増刊、1227号)の表紙。
 「幌馬車隊」のワード・ボンド、ロバート・ホートン、「ライフルマン」のチャック・コナーズ、ジョニー・クロフォード、「バット・マスターソン」のジーン・バリー、「ローン・レンジャー」のクレイトン・ムーアだけでなく、「拳銃無宿」のスティーブ・マックィーン(当時のテレビドラマの中でジュディー・オングが「マッキーン」って発音してた)、「ローハイド」のクリント・イーストウッド、「ララミー牧場」のロバート・フラー、「ボナンザ」のマイケル・ランドンらのスチール写真が満載である。

 このコラムには写真が貼ってなかったのだが、今回『テレビの黄金伝説』の表紙を貼り付けたのを機にもう一回改めて掲載した。

 2006年 3月 3日

バーナビー警部のフォードとシトロエン2CV

2010年01月28日 | テレビ&ポップス

 バーナビー警部が愛車のフォード(かな?)で自宅に帰ってくると、向こうのほうに娘さんのシトロエン2CVが駐っていた。
 これも、ミステリ・チャンネルの“バーナビー警部ーー旧友の縁”から。“フル2”というので見たので画面が平べったくなってしまった。

 親父さんのフォードは警察車両(?)としては雰囲気がありすぎる。モース警部の真っ赤なジャガーほどではないにしても・・・。
 警察もののリアリティーより、映像の美しさを優先させたのだろう。

 フロスト警部のところでも書いたのだが、イギリス警察の、特に警部クラスの警官のクルマ(マイカー)と警察車両との関係はテレビ番組からは、よく理解できない。
 フロストなどは、捜査にも使っている(マイカーらしき)ボルボのガソリン代を不正請求しようとする場面があった。

 2010/1/28

バーナビー警部とシトロエン2CV

2010年01月27日 | テレビ&ポップス
 
 DVDレコーダーのなかに、ミステリ・チャンネルかスカパー時代の“バーナビー警部”ものが入っているのを見つけた。
 “旧友の縁”(「えにし」とルビが振ってあった)というタイトル。

 バーナービー警部の娘さんの学校時代の旧友をめぐっておこる連続殺人事件である。
 “バーナビー”と“ジュリー・レスコー”はこの手の、家族が絡む話が多すぎる。しかし、最近は、事件の背後の風景とクルマだけで許してしまうことにしている。

 今回の話では、娘さんの愛車、シトロエン2CVが頻繁に登場する。
 どの光景を背景にしても2CVが映えている。
 日本の風景では、どう頑張っても2CVはこのようには見えない。

 * 写真は、バーナビー警部“旧友の縁”(おそらくミステリ・チャンネル、253chから)。

 201/1/27

オールディーズ Best 100 songs

2010年01月17日 | テレビ&ポップス

 “オールディーズ BEST 100 SONGS COLECTION”(BOC-4200)というのを近所のスパーのレジの隣りで見かけて、ついつい買ってしまった。

 カバーには定価3000円(税込)とあるのが、1700円だった。ジャケットにジュークボックスのイラストが描いてある。
 ルイ・アームストロング、ナット・キング・コール、プラターズ、ポール・アンカ、ニール・セダカ、パット・ブーンらの写真も並んでいる。

 収録されている曲は、サイモンとガーファンクル、カーペンターズあたりまで。カーペンターズの“イエスタデイ・ワンスモア”などは、ぼくにとっては“Only Yesterday”で、“Oldies”などという範疇には含まれないのだが・・・。
 プラターズの“夕日に赤い帆”が一番気に入った。
 プラターズと言うと、“煙が目にしみる”と“オンリー・ユー”ばかりが有名だが、“夕日に赤い帆”もいい。
 “夕日に赤い帆”はぼくの世代にとってはビリー・ボーンのインストルメンタルで聞きなれている曲だけれども。

 週末は風邪で寝込んでいたので、ベッド脇にCDプレイヤーを置いて、ジュークボックスに浸った。

 2010/1/17