わが家のマイカーは、2代目も“スバル360”だった。
今度は新車だった。1台目の中古のスバル360がしばしば故障するので、1、2年で早々と買い換えることになったのである。
1965年の春先には新車になっていた。ちょうど僕が高校に入った年で、真新しい高校の制服姿の僕が、新しいスバル360の前で撮った写真が残っている。
このときも、水道道路沿いの豊多摩高校の近くにあった富士スバルの杉並営業所で購入した。
今度のスバル360は、水色のボディに濃い青(紺色)か黒のルーフだったように記憶している。
“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”(YUJIN)では、K111(1958)というのが、水色のボディに白いルーフで、6個のなかでは一番わが家の2代目スバル360にイメージが近い。ボディももっと水色っぽかったように思う。
YUJINのガシャボンのは「1958年」となっているから、こちらが本物の初代スバル360なのだろうけれど、これも文句はいえない。1台200円弱なのだから。
それにしてはけっこう善戦している。
これで、ひとまずわが家の歴代マイカーをミニカーでそろえるという“ミニカー大作戦”は、1台目と2台目が揃ったことにしよう。
その次は、スバル1000である。ボディはベージュないしはアイボリーだった。
“国産名車コレクション”のバックナンバーを見ると、スバル1000のミニカーの付いた号もあるらしい。
しかし、ボディのカラーが違いすぎる。あんな色では「思い出の旅」にはならない。白っぽい“スバル1000”のミニカーを探すのは長期戦になりそうである。
* 写真は、“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”(YUJIN,“Hobby Gacha”と銘うってある)から“スバル360 K111(1958)”の1/43の模型(水色のほう)と同K111(1969、アイボリー)。