年末年始のテレビでもっぱら見たのは、懐メロ番組だった。
前に書き込んだ“1968年日本レコード大賞授賞発表演奏会”(TBSチャンネル)のピンキーとキラーズ“恋の季節”も懐かしかったけれど、どこかの局でやっていた懐メロ番組に出ていた松村和子も懐かしかった。
彼女みたいな色の黒い田舎の女の子も好きだった。
ぼくのカラオケ仲間に、八戸出身で歌の上手いのがいた。彼は名古屋の大学に転勤(栄転)してしまったのだが、彼の送別会の二次会の時に、ぼくはこの“帰って来いよ”を唱った。
「お岩木山」というのが、彼のふるさとのご当地なのかどうかは分からないのだが、われわれが行ったカラオケ屋の画面では、この曲に合わせて東北新幹線の盛岡駅などが流れる。
前に書いた“琵琶湖周航の歌”を歌う先輩も、出身は京大だが、実は盛岡の人で、東北ネタの演歌がかかると盛り上がる。
* 写真は、年末年始にどこかのテレビ局の番組に登場した松村和子の“帰って来いよ”。画面には「心に残るニッポンの歌」という番組名があり、赤い扇子が飾ってあるから新年の番組だと思う。