豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

トヨタ “アクア” 微妙・・・

2011年11月16日 | クルマ&ミニカー

 トヨタが“アクア”の情報を小出しに見せはじめた。
 来月の“東京モーター・ショー”で発表することを昨日「発表」した。そして写真も公表された。価格は未公表だが、L=163万円、S=178万円、G=184万円とどこかのページに出ていた。
 グレードごとのボディーカラーまで載っていたから、多少の誤差はあるにしても大体そんなところだと思う。どうせ予約のためのリークだろうから。

         

 さて、その“アクア”だが、これが何とも「微妙・・・」なのである。
 前にも書いたように、3995×1695×1445mmという3サイズは問題なし。というより僕にとってのジャストサイズである。
 フロアシフト、ハンドブレーキも問題なし。
 問題はスタイルだが、現行ヴィッツを踏襲しなかったのはよい。斜め前方および斜め後方から見たサイドのスタイルは結構いい。
 ガラスエリアもしっかり確保されている。後ろのほうをキックアップさせていないのがいい。初代、先代のプリウスを思い出させる。
 
 「どこかフランス車を思わせる」という評価があった。ぼくは、懐かしい10年ほど前の三菱“ミラージュ”を思い出した。
 数年前に、大阪市立大学で開かれた学会の際に泊った天王寺駅前のビジネス・ホテルで見かけた水色の“ミラージュ”は、こんな印象だった。

         

 しかし、真正面からの写真と、真後ろからの写真はがっくりした。
 「何だこれは・・・」と絶句した。水面から顔を出したオットセイかアザラシではないか。どうしてこんな顔にしてしまったのか。

         

 後ろ姿もがっかりである。以前近所のカローラ店で見せてもらったカタログ通り、リアスポイラーとバンパーはカローラ・ランクスである。リアコンビランプも奇を衒いすぎている。
 プリウスやインサイトのように、妙な位置に配置されたスポイラーが後方視界を遮るようなことがないのはいいのだが、サイドの佇まいとアンバランスではないか。

         

 実車が写真のイメージを大きく裏切ってくれることを期待したい。
 何十年振りかで、モーターショーに行ってみようかとも思う。

  * 写真は、複数のHPに同じものが載っているマルCマークのないものを使用したが、もし著作権のある写真だったらご免なさい。

 2011/11/13 記