豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

トヨタ “アクア” を見てきた

2011年12月27日 | クルマ&ミニカー

 池袋、サンシャイン通りの“アムラックス トヨタ”池袋展示場に行って、きのう26日に発売された“トヨタ アクア”を見てきた。

         

 1階のフロアにはブルーが1台だけ展示してあり、その他のボディーカラーはすべて3階に展示してある。
 そのブルーのボディーの“アクア”を見た第一印象は、「悪くない」。これまでネット上の写真で見た印象よりは、はるかに良い。ただし、展示場のカクテル光線に照らされて輝く展示車両は、どのクルマも街中で見るより数倍きれいに見えるが。

         

 全10色を見たなかでは、第1位=ブルー、第2位=ライムホワイト、第3位=スーパーレッド、の順。まったく「個人の感想」で、ぼくはどんな車でもこの3色(トリコロール)が気に入ってしまうのだが。
 還暦も過ぎたので、「元気の出る赤!」とも思っているのだが、アクアの赤はちょっと違った。もともと“aqua”(=水)というネーミングのクルマに赤は似合わないか。

         

 ただし、普通のホワイトとライムホワイトは並べてみると確かに違う色をしているが、街中で単体で見たら区別がつくだろうか。

         

 ブラック、グレー系統はこのコンパクト・カーには合わない。展示場でも隅の方に置かれていて、影が薄かった。
 イエローも個人的に好きな色ではない。その昔、SB食品の懸賞で当たった宣伝用ルノー(?)を思い出す(わかる人にはわかってもらえるだろう)。
 展示車もイエローだけはエアロパーツをまとっていた。その手の人が選ぶカラーなのだろう。 

         

 このクルマのテーマ・カラーらしいシトラスオレンジ、クールソーダともにいまいち。クールソーダはこの時期に寒々としていて、つい写真を撮るのも忘れてしまった(と思っていたがカメラの中に1枚あった)。

         

 さて、室内はどうか。大体は“ヴィッツ”の広さと質感と思えばよいだろう。わがランクスよりは明らかに狭く、運転席に座ると助手席が近く感じる。

         

 運転席の足元も狭い。フットレストが、かなりブレーキペダルに近い。

         
         
 シートも大きいというが、ぼくは今乗っているランクスもそうだが、どうもトヨタのシートと相性が悪く、ジャスト・ポジションが得られない。
 ほとんどの展示車がGグレードのアース・ブラウンという色のインテリアだったが、Sグレードに比べると圧倒的にGのインテリアの方がよい。
 フロア・シフト、サイド・ブレーキはよいが、シフト・ノブやエアコンのスイッチなどのプラスチックの加飾などもテカりすぎ。

 後席は、ちょうど試乗している人が降りようとしていたのでシャッターを切った。頭上はやや厳しそうである。改良されたインサイト・イクスクルーシブくらいか。

         

 アクアも悪くはなかったが、今乗っているランクス(8年目、2万6000キロ)を10万円か20万円で下取りしてでも買い替えようという気にはならなかった。

 “アクア”は燃費を強調するが、年に4000キロも乗らない私にとって、リッター35キロとか40キロはあまり決定的な要素にはならない。「エコ」というのも嫌いだ。本当に「エコ」を考えるなら、ハイブリッドだろうが電気だろうが、クルマなんかに乗ってはいけない。
 地球には申し訳ないけれど、ぼくは年に3000キロちょっとは自分の好きなクルマに乗りたいのである。

 アクアは、まだまだ、スイフト、デミオなどと並ぶ“one of them”にとどまる。

         

 2011/12/27 記

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする