豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

軽井沢スケートセンター・真夏の夜の夢 断捨離の途上で(4)

2019年02月26日 | 軽井沢・千ヶ滝

 きょうは、昭和30年代の夏の軽井沢の思い出から。

 昭和30年代の、夏の軽井沢恒例の催し物の1つに、軽井沢スケートセンターのボート乗り場に作られた仮設ステージで開かれる“真夏の夜の夢”があった。

 シェークスピアを野外舞台で演じるわけではなく、名前だけ借用した渡辺プロ主催の歌謡ショーである。

 ハナ肇とクレージーキャッツを中心に、ザ・ピーナツ、伊東ゆかり、園まり、その他の渡辺プロ所属のタレントたちが登場した。
 プログラムを見ると、内田裕也まで出演していたらしいが、まったく記憶にない。

 以前にもこのコラムに書き込んだが、最初のうちは入場無料のうえに、当時はまだ珍しかったコカコーラを1本ただでくれた。子どもだったぼくには、苦くてまずくて吐き出した。

 今回の断捨離で出てきたのは、第3回と第5回のチケットと、第5回のプログラム。何年の開催かは記載がないが、昭和37年から39年くらいではないか。

          

 第3回は、8月11日(日)夜7:30開演(雨天の場合は屋内特別ステージ)とある。指定席B席で500円。
 クレージーキャッツ、三人娘、ブルージーンズ(内田裕也 ほりまさゆき)などに交じって世志凡太まで出ていたらしい。演奏はスマイリー小原とスカイライナーズで、中村八大が特別出演とある。

 第5回は、8月8日(日)7時開演、花火9時40分。入場料はA席だが1000円になっている。司会は何と高橋圭三だったらしい。
“ジャズと花火の祭典”と銘うっただけに、歌の合間に花火があり、スマイリー小原の“蛍の光”でフィナーレだったらしい。
 中尾ミエが“アイドルを探せ”なんかを歌っているから、昭和39年以降だろう。

 この催しに行った記憶はあるが、これら歌手たちの記憶はまったくない。この何年か後には絶頂期のタイガースなどもやって来た。
 ただ1つ、ザ・ピーナツがスケートセンターの階段上から楽屋入りするところに偶然出くわしたことを覚えている。


 2019/2/26 記

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