最近は全然書き込みができないので、昔の軽井沢の写真を2枚。
1枚目は、千ケ滝の軽井沢グリーンホテルの写真。
玄関ホール前の写真は以前アップしたことがあるが、全景がほぼ写っている写真を見つけた。あいにく余計なおばさん連が一緒に写っていたので、その部分はカットした。
結婚前に女房とここにデートに来たことがある。デザートに丸ごとのリンゴが出て、肉厚のナイフが添えてあったので、どうやって食べるのか悩んだ。どうやって食べたのかは記憶にない。
今は跡形もなくなってしまった。寂しい限りである。
1975年の撮影らしい。当時の日本のカラー写真の現像技術はまだまだのようで、赤っぽく変色している。
2枚目は軽井沢西武百貨店の正面。
正式名称は記憶にない。西武百貨店軽井沢店だったか、西武百貨店千ヶ滝店だったか。いずれにせよ、鬼押し出しに向かう国道の左手に今でも建物だけは残っている。
軽井沢西武百貨店も以前にアップしたことがあるが、これまた一部分だけだった。今回のは正面(東側)のほぼ全景が映っている。こちらの写真にも余計なおばさんが写っていたのでカットした。
写真左手の奥に食堂があり、庭のテーブルで食べることもできた。祖父の散歩について行って、そこでスパゲティ・ナポリタンを食べさせてもらったこともある。
これも1975年らしい。右手、手前から2台目のクルマがわが家のスバル1000である。
何度も言うけれど、もう軽井沢に残っている軽井沢らしいものは、“カルメン 故郷に帰る”で小学校長の笠智衆が詩吟で呻っていたように、浅間山だけである。1951年の時点で「変わらないのは浅間山だけである」としたら、2011年の今日は、もう何をか言わん、である。
2011/3/28 記