豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

“日産 フィガロ”

2008年10月19日 | クルマ&ミニカー
 
 実は、きのう、新宿駅東口さくらや新宿ホビー館で、京商(KYOSHO)の“NISSAN FIGARO”(エメラルド・グリーン)も買ってしまった。
 3192円にポイントが320点ついて、実質2872円。

 日産のフィガロも、かつて欲しかったクルマの1つだったうえに、去年まで大学の同僚がこのクルマで通勤しており、たびたび駐車場で隣り合わせになった。
 エメラルド・グリーンとクリーム色(白?)のツートンカラーで、その昔叔父が乗っていたダットサン1000か1200(当時すでにブルーバードを名乗っていたかも…)が、まさにこんなツートンカラーだった。

 同僚のフィガロの車内をを覗き込むと、大径の白いハンドルや、スイッチ類、ビニールのシートなどレトロな感じが漂っていた。
 ただし、ユーザーレポートなんかを読むと、リッター5~6kmしか走らないらしい。ひどく燃費の悪いクルマだったようだ。それを我慢してまで乗りたいというわけではないが、外見だけはうらやましかった。
 ミニカーなら燃費の心配はいらないので、即決で買うことにした。
 
 スバル1100ff-1(のミニカー)と並べてみると、意外にも大きさはほとんど変わらない。どちらも1/43である。
 駐車場で眺めるフィガロは、いかにも狭い2人乗りクーペに見えた。スバル1100ff-1のほうがはるかに大きいと思っていたのだが、1960年代末当時のクルマは思っていたより小さかったのである。
 パッケージングというのは、最近の方がゆるんでしまっているのではないだろうか。

 ミニカーのサイズはバラバラでも致し方ないと覚悟してはいるのだが、1/43で揃えると、こんな発見もある。
 そういえば、この間買った“日野ルノー”(ほぼ“ルノー4CV”)と、古くから持っている“シトロエン2CV Safari”を並べてみると、車幅と全長はほとんど同じである。そして、両車とも、最近のいわゆる「ワイド&ショート」なヨーロッパのコンパクト・カーに比べるとずい分とひょろ長い印象である。

 クルマの縦横比なども、時代によってかなり流行り廃りがあるのだ。
 
 * 写真は、KYOSHO(京商)の1/43ミニカー“日産フィガロ”。さくらや新宿ホビー館で、3192円(-ポイント320円還元→スバル1100ff-1を買う際に使用)。

“スバル1100 ff-1 スポーツ”

2008年10月18日 | クルマ&ミニカー
 
 わが家のマイカーは、1963年か64年に買った中古のスバル360で始まった。
 時期からして、初代の中古だったと思うが、ベージュに濃茶のルーフのツートン・カラーだった。
 ほどなくスバル360の新車(今度は水色のボディだった)を経て、その後は富士重工が出す普通車の発展どおりに買い替えていった。

 3台目がスバル1000で、1100ff-1、1300(この辺は記憶が定かでない)と続き、レオーネ(ワインレッド)を最後に、1970年代半ばからはカローラに乗り換えることになった。

 スバル1000以降もベージュ系かアイボリーが多かったように記憶する。写真も何枚か残っているが、アイボリーなのかベージュなのか、判然としない。この“豆豆先生の研究室”でも、2006年8月29日にわが家の“スバル1000”の写真を載せてある。
 歴代のマイカーをミニカーで集められればよいが、レオーネなどはないのだろう。少なくともスバル360とスバル1000のミニカーは手に入れたい。

 そのほか、その当時を思い出させてくれるクルマ(隣の家の“いすずペレット”など)、欲しかったけれど結局買わなかったクルマ(オープンカーやコンパクトな外車が多い)、それにミニカーとして形がユニークなもの、などを集めていくつもりである。
 ただし、もともと飽きっぽい性格なので、いつまで続くかは自信がない。

 さて、きょう10月17日(金)は午前中で授業は終わり。ミニカー資金につぎ込むために、昼飯はさくら水産で済ませる。
 午後からは、来週の授業で使うレジュメの印刷を事務に依頼し、申し訳程度に、抱えているゲラ刷りの著者校を済ませて、新宿三丁目に出かける。
 ネットで新宿三丁目にさくらやホビー館というのがあって、そこにミニカーも置いてあるというので(しかも割引のうえポイントもつく)、一度見に行こうと思っていたのである。

 眺めるだけのつもりだったりだが、エブロ(EBBRO)の“SUBARU ff-1 Sports”の1/43(ボディは白)があったので、ついつい買ってしまった。
 臨時収入が17800円入ったので、“国産名車コレクション”(1台=1790円)で、ひとまず10台そろえようと思ったのだが、いくら臨時収入が入ったからといって、それほど欲しくないモノまで含めて“国産名車コレクション”を10冊買うこともないだろうと気が変わった。

 ということで、かつてのわが家のマイカーだったスバル1100 ff-1ということになったのである。うちにあったのが“スポーツ”というグレードだったかどうかは記憶にないが、2ドアのスバル1000(かその後継車)があったことは間違いない。
 フロントの形状とか、リアトランクの傾斜などは記憶のままなので、これでいいだろう。

 前にも書いたが、スバル360から乗り換えた者にとっては、とにかくスバル1000の室内の広さと音の静粛性は感動的だった。今でも、ぼくのクルマのサイズ感の原点はスバル1000にあると思っている。
 ミニカーではその室内はあまりうかがい知ることはできないが、それでもリアウィンドウから覗いた後部席は広い感じがする。想像力を働かせれば・・・。

 帰りは新宿三丁目から新副都心線に乗って帰ることにした。階段を下りると、ちょうど飯能行き急行がホームに入ってきた。石神井公園までわずか30分足らずで到着。しかもあの鬱陶しい池袋駅の雑踏で乗り換えないですむ。
 便利な路線である。

 * 写真は、エブロ製“SUBARU ff-1 Sports”の1/43のミニカー。さくらや新宿ホビー館で、2856円(うち320円はポイントを使用)=2536円(-ポイント254円還元)。

マジョレット製 “プジョー206cc”,“プジョー206WRC”

2008年10月17日 | クルマ&ミニカー
 
 カバヤ食品の玩具菓子“ワールド・ラリーカー”シリーズは、辛うじてカローラ・ランクスほか数台をゲットした直後に販売中止になってしまった。
 しかたなく、今でも同じカバヤから発売されているミニカーつきのチューインガム(正式には「K32カシツキミニカー」と箱に書いてある)で我慢している。

 ネットでは、「田舎のコンビニではまだ売れ残っているのがある」などという書き込みも見られるので、きのう、軽井沢のツルヤに立ち寄った際に、念のため玩具菓子売り場をのぞいてみた。
 残念ながら“ワールド・ラリーカー”シリーズはなかったが、“K32カシツキミニカー”はいくつか置いてあった。
 ラリーカーもいくつか混じっていた。せっかくなので、持っていなかった“プジョー206WRC”と、“プジョー206cc”、“ルノー・クリオ”(ルーテシア)を買った。299円×3個で計897円だった。

 マジョレット社というのが、フランスのトミカみたいな会社らしいのと、プジョー206ccは出たころに「欲しいな」と思ったクルマだったので・・・。
 今回も、“プジョー206WRC”と“ルノー・クリオ”は1/57なのに、“プジョー206cc”だけは、なぜか1/53である。したがって、おそらく本物は大きいはずのWRCのほうが206ccよりも小さい。
 しかし、サイズにはこだわらないことをミニカー集めの原則に決めたので、気にしないことにする(せざるを得ない)。

 もともとミニカーなんかに大した興味もなかった時代から持っている“シトロエン2CVサファリ”は1/43だし、青のカローラ・ランクスの模型は(測ってみたら全長が41cmあったから)おそらく1/10だろうし、マジョレットのWRCは1/57である。
 そのほか、軽井沢のプリンス・ショッピング・モールの“ブルックス・ブラザース”の横の路地にあるおもちゃ屋で買ったVWニュー・ビートル(KINSMART製)は1/32である。さらに、これから手に入れようとしているエブロの“スバル360”は1/12である。
 サイズがどうこうといっている余裕はない。要するに、ぼくのノスタルジック・ジャーニーのきっかけになればいいのだから。

 * 写真は、向かって左から、マジョレット製“プジョー206cc”,“ルノー・クリオ”,“プジョー206WRC”の3台。

“ホンダ・シティ”(国産名車コレクション)

2008年10月16日 | クルマ&ミニカー
 
 数年前に出版した共著の教科書の第5刷の印税が、先日振り込まれた。僕自身は教科書に採用していないので申し訳ないのだが、ちょっとした小遣いをもらった気分である。
 振り込まれた金額は1万7800円だった。1万7800円というと1780円の10倍である。
 ・・・ということで、1冊1790円の“国産名車コレクション”(アシェット・コレクションズ・ジャパン刊)を10冊買うことにした。

 にわか“ミニカー・マニア”としては、ひとまず数を稼がなければならない。前にも書いたわが家の歴代マイカーと、懐かしいクルマ、ほしかったクルマを、サイズだの出来の良し悪しだのにかかわらず、並べてみたい。
 ということで、ネットで知った“国産名車コレクション”という、隔週刊で毎号昭和の懐かしのクルマのミニカーが1台ついている雑誌のバックナンバーから、気に入ったミニカーの号を買うことにした。

 確かに、こんな雑誌(というより箱に入ったミニカー)は、書店の店頭でみた記憶がある。しかし、つい最近までミニカーなんてものにまったく興味がなかったので、買おうなどと考えもしなかった。
 どうやら“三丁目の夕日”あたりから昭和のクルマがブームだったらしく、創刊号は何と“スバル360”である。
 マツダ360クーペだの、ホンダN360だの、いすずベレルだのといった懐かしいのがたくさんあったらしい。これはというのはほとんど版元品切れのようである。
 惜しいことをした。

 近所の書店で辛うじて残っていたバックナンバーから“ホンダ・シティ”を買ってきた。
 1981年に生まれた長男がまだ赤ん坊の頃、これにするかスバル・レックスコンビにするかで迷った挙句、結局スバル・レックスにしたので、買わなかったクルマである。

 当時、テレビで“ホンダ! ホンダ! ホンダ! ♪ ”という威勢のよいテーマソングとともに、オレンジ色のシティの周りを若者が踊り歩くCMが頻繁に流れていた。

 * 写真は、“国産名車コレクション vol.63”についていたホンダ・シティのミニカー。
 できればオレンジ色にしてほしかったのだが…。

きょうの軽井沢(2008年10月16日)

2008年10月16日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 講義のない木曜日。
 下の息子を学校に送り出してから、軽井沢に出かけた。

 8時半に家を出たのだが、「花園付近で車両火災のため藤岡まで100分以上」という道路情報で、下道に降りるか迷ったが、結局関越を行くことに。
 花園に近づくと、確かに詰まってはいるが、100分などということはなく、いつもより2、30分余計にかかった程度で藤岡を通過。

 藤岡あたりから見え隠れするきょうの浅間山は、頂上の火口付近から白い雲が噴煙のように立ち上っていた。
 
 きょうの軽井沢行きは、結構ついてないところもあり、旧軽井沢の鳥勝は休み(金土しか開かないらしい)、柏倉製菓も休み、最後に行った御代田のツルヤも店内改装のために休み・・・。
 浅間サンライン経由で、ツルヤとメルシャン美術館によって佐久平から上信自動車道に乗るつもりだったが、再び中軽井沢に戻って中軽のツルヤで買い物をしてから帰宅。

 * 写真は、きょうのメルシャン美術館の庭(浅間八景)から眺めた浅間山。

2008/10/16

 

“日野ルノー” (国産名車コレクション)

2008年10月15日 | クルマ&ミニカー
 
 カバヤの“ワールド・ラリーカー”シリーズにカローラ(ランクス)のミニカーがおまけ(?)でついていることをネットで知って以来、にわかミニカー・マニアをやっている。

 いままでは、懐かしいクルマは雑誌や『世界自動車図鑑』(ネコ・パブリッシング)などで済ませていたのだが、ミニカーなどというものの存在を意識させられてからはミニカーで集めたいという気持ちが強くなってきた。

 先日も散歩かたがた秋葉原に出かけて、ミニカーを売っている店を何件か回ってきた。

 そこで悟ったことがある。カバヤのオマケとは違って3000円だの1万何千円だのというミニカーは、少しは現物のクルマのイメージを彷彿とさせてくれるのかと思ったのだが、意外にも、それほど本物のクルマのイメージを喚起させてくれなかった。

 丸いクルマの丸みはまだしも、シャープなクルマのシャープさはあまり感じられない。ボディのカラーも「こんな色だったかな…」というのが多かった。
 細部は絶望的である。ドア・ノブ、フロントグリル、ヘッドライト周辺など、まるでおもちゃである。ま、おもちゃなんだから仕方ないけれど。
 
 そこで一つの結論に達した。
 懐かしいクルマをミニカーで懐かしむためには、想像力が必要であるということ。ミニカーに再現性など求めてはいけない。自分の想像力で再現するしかないのだ。
 懐かしむためには、値段は関係ない。サイズも関係ない。どこか一つでも細かい所に、「確かにこんなだったなあ」という箇所を見出せれば、それでよしとしなければならない。

 ・・・ということで、わが家の歴代のマイカーを集めることにした。
 スバル360(ベージュ→水色)
 スバル1000(ベージュ)
 スバル1100 ff-1(白)
 スバル1300
 スバル・レオーネ(ワインレッド! 「この1台が売れればノルマ達成で杉並営業所の全社員がハワイ旅行に行ける」と営業のNさんに泣きつかれ、確か50万円ポッキリにまけさせて買った。当時の定価はいくらだったのか?)
 カローラ(1970年代後半からカローラになったのだが、4代目カローラか?)
 スバル・レックスコンビ(上の子が生まれた頃、セカンド・カーとして購入。ホンダ・シティと迷ったが、軽で維持費が安かったので。後席+荷室が広くて、結構役に立った。)
 カローラ・ランクス(白)
 VWポロ(3代目、シャガールブルー)
 カローラ・ランクス(ブルー)

 以上だが、はたして揃うのかどうか。そもそもレオーネだとか、4代目カローラだとかそんなミニカーがあるのかどうかすら、よく分からない。色まで合わせることは期待できないだろう。

 そしてもう一つ、ほしかったクルマ、興味があったけれど買わなかったクルマ、時代を思い出させてくれるクルマのミニカーも集めることにした。

 クラウン(観音開きのドアの黒いやつ)
 ダットサン1000(フィガロのようなクリームとグリーンのツートンカラーだった)
 以上はともに叔父のクルマで、子どもの頃ドライブに連れて行ってもらった思い出のクルマ。
 日野ルノー
 マツダ360クーペ
 いすずベレット
 ホンダN360
 ホンダ・シティ
 ホンダ・ビート
 日産フィガロ
 日産マーチ
 トヨタ・ヴィッツ(初代)
 マツダ・ロードスター
 ダイハツ・コペン
 トヨタMR-S
 などなど。基本的に小さくて丸い車とオープン・カーが好きである。

 ☆ このページを読んでくれている友人やゼミ生の皆さん、ご協力をよろしくお願いします。どこかで眠っているミニカーはありませんか。

 * 写真は、“国産名車コレクション71 日野ルノー”(アシェットコレクションズジャパン刊)についていたミニカー。
 子どもの頃、近所の開業医の玄関脇にとまっていた。このミニカーでもわかるが意外とリアのオーバーハングが長い。
 そういえば、“メグレ警視 深夜の十字路”で容疑者が国外逃亡をはかる際に乗っていたクルマもルノー4CVだった。

“メグレ警視 深夜の十字路”

2008年10月14日 | テレビ&ポップス
 
 名古屋大学での学会から戻ってきた。
 地下鉄名古屋大学駅周辺は、名古屋大学出身者が3人もノーベル賞を受賞したので、あちこちに彼らの写真入りの立派なポスターが掲げられていた。
 
 わが大学は月曜日の年間講義数を維持するために“ハッピー・マンデー”の日も授業がある。
 東京到着後、夕方から講義。休日の街は閑散としており、はたして学生が出席するのか不安もあったが、教室に行ってみると普段の8割かたは出席していた。うちの学生は基本的に真面目である。

 夜自宅に戻ってから、録画しておいた“メグレ警視 深夜の十字路”を見た。

 テレビのメグレ警視シリーズは、時代を第2次大戦後に移しているため、ナチスの残党や迫害された東欧系のユダヤ人などが時たま登場する。
 今回の話も、そんなドイツから移民した画家とその妹が伏線として描かれている。

 ただし、小説のような容疑者、犯人の側の心理を描写するうちに事件は解決に向かうというのではなく、終末近くではドタバタ劇になってしまう。

 そして今回も、小説のメグレらしからぬ結末を迎える。まるでアガサ・クリスティか何かのように、関係者が一堂に会したところでメグレが謎解きを語り、犯人を指摘する。
 原作がそうなっているのかどうか分からないが、テレビシリーズではしばしばこんな結末シーンにお目にかかる。小説とは違うテレビの文法に従うとこんな風にならざるを得ないのだろうか。

 * 写真は、FOX CRIME(247ch)“メグレ警視 深夜の十字路”から、いつものシトロエンのめずらしく後部座席に鎮座するメグレ。
 長島良三編『名探偵読本 メグレ警視』(パシフィカ)によれば、原題は“La Nuit de carrefour”。執筆は1931年5月、シムノンのメグレ警部ものの第7作目に当たる。

“メグレ警視 4号室の女”

2008年10月06日 | テレビ&ポップス
 
 先週の“メグレ警視”は、“野菜畑事件”と“マダム・キャトルと子供たち”の2本を見た。

 どちらも、聞きなれない題名である。
 またしても、長島良三編『名探偵読本2 メグレ警視』(パシフィカ)で調べてみたのだが、どちらも「メグレ警視事件簿」の作品一覧表にはなかった(と思う)。

 テレビでは、“野菜畑事件”は“Le deuil de Fonsine”というのが原作となっていたが、一覧表にはない。“マダム・キャトルと子供たち”は“D'apres la nouvelle de Georges Simenon”となっていたから、何かの翻案ものなのだろう。

 いずれも、それぞれそれなりに面白かった。

 “野菜畑”のほうは、フランスの片田舎が舞台で、雨がよく降り道はいつもぬかるんでいるため、殺人事件の捜査にやって来たメグレの黒い革靴が汚れる。捜査の拠点となったカフェ(?)の太った女主人が、それを磨いている。
 そんな、田舎の風景を背景に、二つの家族の人間関係が次第に明らかになり、事件は解決に向かっていく。
 一見絆の強そうだった家族のほうが実は家族関係がうまくいっておらず、外見は険悪そうに見えた家族のほうが実は結束が固かった。そして、……。

 もう一つの“マダム・キャトルと子供たち”(“マダム・キャトル”とは“4号室の女”くらいの意味である)は、「夫が人を殺した、自分も命を狙われている」と警察に駆け込んできた女の物語。
 メグレが女の身辺警護のために、女と同じホテルに泊まりこむが、メグレにも女の訴えが狂言なのか真実なのか判断がつかない。
 ちょっと、ヒチコックのようなサスペンス仕立ての展開で、これもそれなりに面白かった。
 こちらのホテルの女主人も、ロシア女性のような太った女だった。

 * 写真は、FOX CRIME(247ch)“メグレ警視 マダム・キャトルと子供たち”のマダム・キャトルとメグレが宿泊するホテルの全景。

マジョレット製 “シトロエンC2”

2008年10月01日 | クルマ&ミニカー
 
 とか何とか言っておきながら、やっぱり気になるので、“ワールド・ラリーカー”シリーズではないけれど、カバヤ食品のミニカーつき玩具菓子を近所のスーパーで買ってしまった。

 普通のロードカーのなかに3個だけラリーカーが残っていた。
 プジョー307(今度のはレッド)、シトロエン・クサラ(今度のはブルー)、そしてシトロエンC2(イエロー)である。マジョレットというのはフランスの「トミカ」みたいな会社らしいから、フランス車ばかりというのも仕方ない。

 前のとは違って今回のは箱には入っていない。プラスチックのカバーがあるだけ。不ぞろいになってしまうけれど、これも仕方ない。

 * 写真は、カバヤ食品の玩具菓子についていた“シトロエンC2”のミニカー。