皆さん、北鎌倉に河津桜が植えられているのをご存じですか。本場の見頃の河津桜を観て、帰りの電車の中で、ふと、あの、北鎌倉の河津桜も、もう咲いているだろうかと、思いを巡らしていました。
そこで翌日、散歩がてら、その場に出向きました。北鎌倉駅を降り、円覚寺の前を通り過ぎ、しばらく歩くと、左に、明月院方面に向かう道が現われます。その曲がり角の鉄道沿いに小さな空き地があります。その空き地の線路側に、もう2メートルほどに育った、河津桜の若木が、合計5本植えられているのです。また、同じぐらいの背丈のロウバイの木も、ひとつおきに植えられています。
咲いていました。まだ少女のような5人娘が、あのピンクの愛らしい桜の花を、枝の先端だけですが、少しだけつけて、愛嬌をふりまいていました。とくに一番端の、駅寄りの木が、成長も早く、花も一番でした。でも、まだ、開花直後といった感じで、一分咲きといったところです。伊豆の河津と北鎌倉の気候の差がそのまま出たということでしょう。
この桜のことを知ったのは、以前ちょっと紹介しましたが、円覚寺前で観光人力車をやられている、「有風亭」の青木登さんの書かれた「人力車が案内する鎌倉」を読んで、です。
青木さんは、北鎌倉商観光を考える会を立ち上げ、その中で、ちょっと寂しい、冬の北鎌倉にお客さんを呼び込む方策を考えました。そして、そのひとつに、河津桜はどうかということになったのです。そして、試しに、30本の苗を買って、植えたのでした。
この文章を読んですぐ、1年ほど前ですが、私は、北鎌倉のあちこちに、その河津桜を探しに歩いたのです。まだ花のない時期だったせいもあるでしょうが、なかなか見つかりませんでした。そして、ようやく、ここの空き地の5本を見つけ出したというわけなのです。でもまだ、あとの25本は見つけていません。楽しみはあとに残しておきましょう。
10年ぐらいたつと、この5人の娘さんたち、みな立派に育って、たくさんの華やかなピンクの花を咲かせてくれることでしょう。横須賀線がすぐそばを通っていますから、車窓からもよく見え、観光の人たちにも喜ばれることでしょう。そして、そのころ、私は、○才になっていますが、まだまだ元気で(足腰はだいじょうぶ?という声も(涙))、すっかりきれいになった娘さんたちを愛でていることでしょう。
そこで翌日、散歩がてら、その場に出向きました。北鎌倉駅を降り、円覚寺の前を通り過ぎ、しばらく歩くと、左に、明月院方面に向かう道が現われます。その曲がり角の鉄道沿いに小さな空き地があります。その空き地の線路側に、もう2メートルほどに育った、河津桜の若木が、合計5本植えられているのです。また、同じぐらいの背丈のロウバイの木も、ひとつおきに植えられています。
咲いていました。まだ少女のような5人娘が、あのピンクの愛らしい桜の花を、枝の先端だけですが、少しだけつけて、愛嬌をふりまいていました。とくに一番端の、駅寄りの木が、成長も早く、花も一番でした。でも、まだ、開花直後といった感じで、一分咲きといったところです。伊豆の河津と北鎌倉の気候の差がそのまま出たということでしょう。
この桜のことを知ったのは、以前ちょっと紹介しましたが、円覚寺前で観光人力車をやられている、「有風亭」の青木登さんの書かれた「人力車が案内する鎌倉」を読んで、です。
青木さんは、北鎌倉商観光を考える会を立ち上げ、その中で、ちょっと寂しい、冬の北鎌倉にお客さんを呼び込む方策を考えました。そして、そのひとつに、河津桜はどうかということになったのです。そして、試しに、30本の苗を買って、植えたのでした。
この文章を読んですぐ、1年ほど前ですが、私は、北鎌倉のあちこちに、その河津桜を探しに歩いたのです。まだ花のない時期だったせいもあるでしょうが、なかなか見つかりませんでした。そして、ようやく、ここの空き地の5本を見つけ出したというわけなのです。でもまだ、あとの25本は見つけていません。楽しみはあとに残しておきましょう。
10年ぐらいたつと、この5人の娘さんたち、みな立派に育って、たくさんの華やかなピンクの花を咲かせてくれることでしょう。横須賀線がすぐそばを通っていますから、車窓からもよく見え、観光の人たちにも喜ばれることでしょう。そして、そのころ、私は、○才になっていますが、まだまだ元気で(足腰はだいじょうぶ?という声も(涙))、すっかりきれいになった娘さんたちを愛でていることでしょう。