気ままに

大船での気ままな生活日誌

12月の花さんぽ

2007-12-03 18:09:43 | Weblog
小春日和の日曜日に、大船フラワーセンターの”花さんぽ”にワイフと一緒に参加しました。師走に入るとみなさん、植物園には足が遠のくようで、今、静かな時期を迎えています、という、園長先生の挨拶から、12月の”花さんぽ”が始まりました。

日本庭園の奥で、今が盛りと咲いている白い花の前に来ました。”ひいらぎ”です。葉っぱのふちが棘になっている、あの植物です。ひいらぐ(痛む)木という意味だそうです。触ると痛い、なるほど。冬に花が咲くので、柊という字があてられているとのこと。なるほど。花の香りが、金木犀みたいでした。もくせい科で仲間だそうです。なるほど、納得。

この”花さんぽ”には、初夏以降ほぼ毎月、参加していますが、今回はじめて温室に入りました。そして、オレンジ色の華やかな花をたくさんつけている蔓性の植物の前にきました。”ムクナ ベネッティ”です(写真)。導入した当初は、新聞などにも取り上げられ、花形だったのですが、今は、隣りのヒスイカズラ(花の時期は異なりますが)にスターの座を奪われてしまったようです(笑)。でも、ベネッティちゃんは、人は移り気なもんどす、とくにマスコミはいいかげんなもんどす、と平然としていました。ボクも同調して、先日覚えたばかりの堀口大学さんの詩を教えてあげました。”うそを数えて ほんまどす/まぬけ数えて とんまどす/したを数えて エンマどす” マスコミはこんなもんどす。ボクはヒスイカズラの翡翠色も好きですが(カワセミちゃんが好きな関係で)、あなたの緋紅色も好きで、まるであでやかな花魁さんみたいですね、つい、うっとりとしてしまいますね、とささやいてあげました(汗)。

温室では、シクラメンの説明も。和名は”かがりびばな”だそうです。真っ赤なかがり火ですね。なるほど。”ぶたのまんじゅう”という和名もあるそうです。花より球根の形からきているらしい、でも”ぶたまん”じゃかわいそう、せめてボクの好きな”カレーパン”か”メロンぱん”にしてください。色々な色のシクラメンがありました。真綿色したシクラメンもありました。布施明さんの”シクラメンの香り”。ワイフの好きな歌です。でも真綿色したシクラメンはじめ大抵のものには香りはないそうです。でも、最近、香りのあるシクラメンの育種が進んで商品化されてきたそうです。ここにも、うす紅色のや、白いのがありました。顔を近づけると、かすかですが、すがしい香りが漂っていました。シクラメンの隣りには、クリスマスの月らしく、ポインセチアやクリスマスカクタス(しゃこばさぼてん)も華やかな姿を魅せていました。

外に出ると、園内は、すっかり、晩秋から初冬の風景になっていました。ここがカメラマンや写生マン(ウーマンももちろん)の人気のスポットなんですよ、と園長さんの声。池の向こうのイチョウ並木が鏡のように池に写っていました。”逆さイチョウ”ですね。ジェラ紀(約2億年前)からの”化石植物”ですが、日本への伝来は、室町時代前後かとのこと。とすると、八幡さまのイチョウが、鎌倉時代に公暁が隠れるほど大きい木があったかどうか、うふふのふ。そして、カエデ。名前は、葉っぱの形、かえる(蛙)手からきているとのこと。とすると、幼児の、もみじみたいな手とは、蛙みたいな手ということ?ゲロゲロ。

箒みたいに枝を伸ばしている、けやきの葉も、幹模様も魅力的なプラタナスの葉も晩秋色(初冬色?)に染まっていました。そして、植物園の人が掃いても掃いても掃ききれないほど、たくさんの枯れ葉を太い幹の回りに落としていました。また、植物園の回りの山々もすっかり、秋色にお化粧し、まさに”山装う”になっていました。

そうそう、ボクがいつか紹介した4~5メートルの高さのテイオーダリアとお隣りのガリバーというあだ名がついている、ひまわりもみましたよ。ガリバーはひまわりなので、花も上を向いていて、二階に上がらないと見えないそうです、それでは普及しませんね(笑)。

花さんぽが終わってから、ボクらは逆さイチョウのみえる、池の前の、日当たりの良いベンチに座って、来るときに買ってきた、おいなりさんのお弁当を食べたのでした。ぽかぽかと、からだもこころも、すっかり温まりました。

・・・・・
シクラメンのかほり

作詞・作曲 小椋佳
歌唱    布施明

真綿色した シクラメンほど 清しいものはない
 出逢いの時の 君のようです
  ためらいがちに かけた言葉に
   驚いたように ふりむく君に
    季節が頬をそめて 過ぎてゆきました

うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない
 恋する時の 君のようです
  こもれ陽あびた 君を抱けば
   淋しささえも おきざりにして
    愛がいつのまにか 歩き始めました
     疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
      呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう

うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない
 後ろ姿の 君のようです
  暮れ惑う街の 別れ道には
   シクラメンのかほり むなしくゆれて
    季節が知らん顔して 過ぎてゆきました
     疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
      呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう





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星野JAPAN やってくれました 

2007-12-03 09:50:21 | Weblog
星野ジャパンがやってくれましたね。こんなに興奮して試合を観たのは久し振りです。WBC以来かもしれませんね。先取点はとられるし、エラーなどで逆転したもの、すぐ1点差に詰め寄られ、その後も塁を埋められ、一打、同点、逆転のピンチが続き、もうトイレに行く時間もないほど緊迫した試合でした。

韓国も必死です。普通なら、簡単によけられる球をわざと足にぶつけて、塁に出る。なんだこのやろー、まじめやれ、4ばんだろ、とボクはどなる。三振にしとめた、やったと岩瀬がベンチに帰ろうとすると、アンパンヤーはボール。なななんだと、さっきはすとらいくをとっていたコースではないか、どあほー、おまえなんかあんぱんくらってねてろ、とボクは歯ぎしりする。9回裏。球児かと思ったら、上原登板。さすが、オールジャパンの常連。お見事、3人で仕留める。いいぞ、うえはら、やった、やった、やった、やっと、トイレに行ける(汗)。

今日の台湾戦も安心はできませんよ。なにしろ、地元応援団がすごいですからね。しっかりと勝ってもらいたいです。でも、先発のダルがいつもの力を発揮すれば、三振の山。もしかしたら完全試合、うふふ。落合監督みたいに、8回まで完全試合していた投手を代えるような、バカなことはしないでしょう。投手の気持ちはよくわかる、星野監督ですからね(笑)。打線もきっと爆発しますよ。好調阿部がホームラン二つと予言しておきましょう。ただひとつの心配は、ヤンキースの王健民がお国のためにと、突如、先発してきた場合です(笑)。ありえないことですね。6対0で星野JAPANの勝ちと予想しておきますね。

オリンピックアジア地区代表決定の前祝いに、クリスマスカクタス(しゃこばさぼてん)をプレゼントします。写真だけですけど。






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