気ままに

大船での気ままな生活日誌

三日月と金星ちゃん、12月のデート

2007-12-06 11:17:06 | Weblog
今朝の夜明け前、寝室の窓を開けると、東の空に三日月と、その上に明けの明星が燦然と輝いていました。

お月さまが、明けの明星(金星)とデートするときは、必ず、三日月のときです。それに気づいたのは、最近のことです。最初に気づいたのは、今年の9月8日です。そして翌月の10月7日も、やはり三日月で、それもカメラの一視野に収められるほど両者が接近してきました。そして、今日、12月6日にも、ごらんのように三日月で、一視野に収っています。でも、10月の時と違うのは、お月さまと金星ちゃんの位置がちょうど上下逆になっているのです。

であるならば、先月の今頃は、あの、月星印の運動靴の会社のマークみたいに、ほとんどキスをするくらいに(笑)接近していたはずだと思いました。

どうして、そんな大事な、決定的瞬間を逃してしまったのだろうか、ボクは今になって地団駄をふんだのでした。もしかして、雨天が続いていて、厚い雲の影に隠れてデートを濃密なデートをしていたのかもしれない、そう思って、ボクはこの日記帳で調べてみました。そうしますと、ちょうど、その時期に、正倉院展などと観るため京都に数日間、泊まっていたのでした。そうだ、あの鴨川沿いのホテルの部屋の窓は西向きで、夜明け前の東の空はみることが出来なかったのです。これでは、しょうがないですね。ああ運がなかった、残念しごくでごわすでありんす。

さて、2008年1月はどうなるのでしょうか、お月様、このまま、どんどん離れていってしまうのでしょうか。金星ちゃんの運命やいかに、来月のお楽しみに。”3丁目の夕日”の時代の紙芝居みたいなせりふになってしまいましたね。



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初霜とひかりん坊

2007-12-06 09:57:42 | Weblog
寒い朝でしたね。でも、散歩はいつもの通りです。でも、いつもと反対の方向に足が向きました。でも(でも3連発)、これが良かったです。向かった先は、近くの丘の上の公園。見晴らしがいいし、朝日もみえるので、今日みたいな、快晴の日はついついそちらに足が向くのです。

丘の上まで来て、びっくりしました。寒い、寒いと思っていたら、なんと霜がおりていました。大船地区では、初霜(たぶん)です。

雑草がつめたい霜をのせて、凍えていました。そして雑草の上に落ちている枯れ葉も霜をのせてぶるぶる寒そうでした。♪寒そうな枯れ葉♪(ランチャーズの”真冬の帰り道”の歌詞)ですね。

お日様が東の山の上にぽっかり出ていて、ボクのほか誰もいない静かな丘の上を、暖かい光で照らしていました。でも、雑草たちの方に目をやると、まだまだ、寒いよう、寒いよう、”もっと光を”と言っているようでした。

霜のベールで覆われた丘の公園を歩いているうちに、ボクの目に、きらりきらりと小さなひかりが、たくさんの、小さな、小さなひかりが次々と飛び込んでくるのに気づきました。それは、雑草の上の霜がお日様の光を反射している、ひかりでした。歩くたんびにそのひかりは移動し、どこまでもどこまでもボクを追いかけてきました。立ちどまると、そのひかりも立ち止まります。足を止めたまま、上半身だけを前後に動かしてみると、ひかりもやっぱり、きらり、きらりと星のようにまたたきます。

ボクはすっかり、このひかりん坊が好きになってしまいました。ひかりん坊はまるで、小さな小さな、かがやく真珠みたいだな、と思いました。ボクは、その丘を何周もして、30分近くも、ひかりん坊と遊んでしまいました。いや、遊ぶとゆうより、うつくしい光景にみとれたと言った方がいいかもしれません。

小さな小さな風景でしたけれど、こんなにも、うつくしい初冬の風景がみられて、本当に寒い朝でしたけれど、ボクの心はほかほかと、とてもあたたかくなっていたのでした。



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