気ままに

大船での気ままな生活日誌

この木何の木 ハナノキです 

2007-12-05 21:00:48 | Weblog
さて、みなさん、この木なんの木でしょうか、まるで、花が咲いているようでもありますね。実際、ボクもこの木を遠くからみているときは、季節はずれの、オレンジ色の枝垂れ桜でも咲いているのかと思いました。近づいてみると、花かと思っていたのは、紅葉でした。オレンジがかった紅色がなんともいえない、うっとりとするような、うつくしさです。

名前はハナノキ。色づいた葉のうつくしさからハナカエデ(花楓)とも呼ばれているそうです。一昨日、大船フラワーセンターの”花さんぽ”でも、ハナノキの前で説明がありました。カエデ科に属し、春先の芽生えの葉が紅い色で、まるで花みたいなので、ハナノキと名付けられたのだそうです。晩秋だけではなく、春もうつくしい”花”を咲かせてくれるのです。

大船のハナノキは、これに比べると、ゼンゼンです。第一、木の大きさが、お相撲さんでいえば、横綱と幕下くらいの差があります。それに、葉の色だって、遊郭の遊女さんでいえば(汗)、太夫と呼出しくらいの差があります。

こんなすばらしいハナノキ、いったい何処のでしょうか。今日、ボクはそこを訪ねて、撮ってきたのです。正解の方には、大相撲初場所13日目の招待券を差し上げます。2名分の招待券なので、ボクの隣りの席に座る条件です。でもワイフが行く場合には、ワイフ優先となります

正解は、明日朝の日記でお知らせします。楽しみに待っていてくださいね。
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”クイーン”を観る

2007-12-05 07:20:47 | Weblog
近くの鎌倉芸術館で上映された、”かまくら銀幕上映会”主催の”Queen"を観てきました。監督は、スチーブン・フリアーズ、主演女優は、2007年度アカデミー賞受賞のヘレンミラーです。あのダイアナ事件のときのエリザベス女王の苦悩と人間性を描いたものです。とても、面白かったです。

ヘレンミラー、エリザベス女王にそっくりです。似ているばかりでなく、女王らしい威厳さが自然とにじみ出ていて、演技だけとは思えない佇まいでした。笑ってしまったのは、首相になったばかりのブレア首相夫妻もチャールズ王子、クリントン大統領までとてもよく似ていたことです。よく、ここまで、似た俳優さんを選んだものだと、感心しました。ボクはものまねやそっくりさんが大好きなので、それだけでも、興奮、うふふと身を乗り出して観てしまったのです。

映画を見始めて、”ああそうだ、ちょうどボクらがマドリードで国際学会があったときに、乗り継ぎの、ロンドンのヒースロー空港で、ダイアナ妃に弔意を示すための記帳台でボクらもサインしたっけ”と思い出しました。1997年9月だったです。

事故からちょうど10年になるのですね。それに、ブレア首相が就任したばかりだったのですね。ブレア首相夫妻の、この事件の対応がとても面白く描かれていました。”講談師 見てきたように うそをいい”という言葉がありますが、ご夫婦の会話など本当らしく思えて、笑ってしまいました。

ボクもこれまで、多くの人々のように、ダイアナフアンでしたが、この映画をみて、この映画のキャッチコピー”世界中が泣いたその日、たった一人涙をみせなっかった人がいた”の、その人の気持ちもよくわかるようになりました。そして、そういえば、そうだったと、ボクはボクのこころの中にふうふつと、ある怒りのような感情がわいてきたのに気づきました。

こんな悲劇を引き起こした張本人は、ダイアナ妃の私生活を、そして、実際、事故の日も追い回してしていた、マスコミではないのか。そんなマスコミの、”世論”にびくびくと対応しているブレア首相やチャールズ王子より、女王のつぶやきの方が余程、まともだと思いました。

映画を観たあと、ワイフと豆腐屋さんのレストランでおいしいランチをいただき、天気も良かったので、バスで10分ほどの鎌倉湖(散在ヶ池)の紅葉を観にいきました。大船から、ちょっと行っただけなのに、そこは深山の湖のように、静かな佇まいをみせていました(写真)。ふと、女王の心のうちのようだなと思いました。




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