気ままに

大船での気ままな生活日誌

すみれの花咲く頃

2012-04-08 22:19:50 | Weblog
桜の花咲く頃は、実は、すみれの花咲く頃でもある。天に桜、地にすみれといってもよい。一気に、あちらこちらで可憐な紫色の花が”満開”になってきた。”すみれの花咲く頃”といえば、宝塚歌劇団のテーマソングでもある。いってみれば、タカラジェンヌの同窓会歌である。

ぼくらの高校ミニ同窓会も、すみれの花咲く頃に鎌倉で開催された。由比ヶ浜のレストランで昼食をとり、近くの鎌倉文学館で遊び、旧川端康成邸近くの甘縄神社で、たまたま鎌倉まつりに出陣し、帰ってきたお神輿に遭遇した。長谷の裏道を抜けて、光則寺へ。山門前のソメイヨシノも枝垂れ桜も見頃になっていて、7名のクラスメートは喜んだ。境内の、鎌倉一の海棠は前日より、さらに花の数を増やし、いよいよ”海棠の花咲く頃”になってきた。境内の庭園には、もちろん、すみれの花も咲いていた。

長谷寺では、桜のほか、赤紫色の三葉つつじが咲きそろっていた。すみれもタチツボスミレのほか、珍しい、白い花を咲かせる肥後すみれもあった。うちの奥さんは熊本だよ、と言ったら、紅一点が、このすみれのように清楚なんでしょうね、と応じた。すると、隣りの男が火の国の女が清楚であるはずがないと茶々をいれた。たしかに・・・

江ノ電はまるで、通勤電車並みの混雑だった。鎌倉駅から八幡宮の段蔓へ。鎌倉花見会の締めとなった。段蔓の花は、まだ満開ではなく、あと数日間はもちそうだった。八幡さま境内で夕方、解散。半日のミニ同窓会は好天に恵まれ、思い出に残るものとなった。ぼくは、帰り道、自然と(数日前、越路吹雪の番組をみたこともあり)”すみれの花咲く頃”をハミングしていたが、♪すみれの花咲く頃・・♪のところばかりで、全体のメロディーや歌詞を知らないことが判明した。知っていたようで、全然知らなかった。こんな歌詞だったノダ。

すみれの花 咲くころ
はじめて君を 知りぬ
君を想い 日ごと夜ごと
悩みし あの日のころ
すみれの花 咲くころ
今も 心ふるう
忘れな君 われらの恋
すみれの花 咲くころ





肥後すみれ (タカラジェンヌみたいな名前だな)



三葉つつじ (おまえも)



コメント
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