気ままに

大船での気ままな生活日誌

ルーブルの美女軍団

2012-04-23 09:07:37 | Weblog
ルーブルの二大美女、ミロのビーナスとレオナルドダビンチのモナリザにご登場願ったあとも、彼女らにひけをとらない美女軍団が”ルーブル城内”に控えている。ちなみにルーブル美術館の前身は、1190年頃、この地にフィリップ・オーギャスとトが建てた城塞である。その後、14世紀末にシャルル5世によって王宮に改築され、16世紀にフランソワ一世、さらに17世紀にはルイ14世により拡張されてきたが、ルイ14世がベルサイユ宮殿に移ってからは荒廃した。その後、美術の殿堂として復活するのは1793年のフランス革命後のことだという。200年前のことである。王族や貴族の所蔵品が一般に展示されるようなった。さらに、ナポレオン一世の時代にイタリアやエジプト遠征の戦利品がコレクションに加わり、新石器時代から始まり、古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシャ等、そして、中世、近代までの美術品を擁する、大美術館となった。なお、1986年に開設したオルセー美術館に1848年以降の美術品を移している。従って、今回、紹介する美女軍団は、いろいろな時代に生まれたものである。女性には歳を聞かないのが礼儀ですが、ここでは、生まれ年を記しておきます(笑)。

サマトラケのニケ 船首に立ち、翼を拡げた勝利の女神像。 BC190年 (スポーツ用品のNIKEはここからきている)



まどろむヘルマフロディトス BC200年



風景の中のビーナス (ルーカス・クラナッハ父)ドイツ1529年 ルターの肖像画家、クラナッハはこの絵のようなタイプの女性像の創始者。無邪気さと淫らさが混じるゴシック時代のビーナス


ミラノ宮廷婦人の肖像 レオナルドダビンチ


ガブリエル・デストレとその妹 フォンテーヌブロー派 フランス1594年頃


レースを編む女 フェルメール オランダ1665~1670


バテシバの水浴 レンブラント オランダ1654


オダリスク アングル フランス1814年


1830年7月26日民衆を導く自由の女神 ドラクロワ フランス1831年


ポンパドウール侯爵夫人の肖像 ドラトウール フランス 1755年


青いドレスの婦人 コロー フランス1874


真珠の女 コロー


いかさま師 トウール フランス1635


ジプシー女 ハルス オランダ1628頃


勉強する人々


美女ではないけど、ルーブルの〆はハムラビ法典



コメント
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