気ままに

大船での気ままな生活日誌

ロクレム島のヌーディストビーチ 東欧旅のアルバム#9

2013-06-26 09:38:49 | Weblog
スルジュ山からドゥブロヴニク旧市街を見下ろすと、その左前方に小さな島がアドリア海にぽっかり浮かんでいる。ロクレム島である。この島を遊覧船で巡るツアーがあり、それに参加した。海側からドゥブロヴニクの街を観るということが主目的だが、もうひとつ興味深い目的もあった。それは、この島の東南部の海岸がヌーディストのビーチとして有名らしいのだ。もしかしたら、彼ら、彼女らに遭遇できるかもと、期待していた(汗)。

港を離れ、ドゥブロヴニクの街をうしろに観ながら、船は島に近づく。そして東南部へ。ビーチがみえてくる。観客が突然、歓声をあげた。いる、いる(笑)。沖行く舟からは肉眼では定かではないけれど、たしかに水着をつけていない。カメラを向け、ズームをいっぱいに上げて、撮る、撮る(大汗)。たしかに、男性も女性も、恥ずかしいところを隠しもせず、堂々とこちらを向いていた。主義としての、ヌーディストなんだから、あたりまといえばあたりまえなんだけど。はじめて見る光景にぼくらの目は釘づけになった。

クロアチアはヌーディストビーチのメッカなんだそうだ。国としても積極的に30ヵ所以上ものビーチ、公園を紹介するパンフレットまで出している。はじめのヌーディストビーチは、ロクレム島ではなくラブ島で、それが1934年というから、歴史は古い。1936年に即位した英国国王エドワード八世と離婚経験のあるシンプソン夫人の愛の逃避行先がこの島だった。そこでヌードスイミングをしたらしい。

なお、政府はヌーディストという言葉ではなく、ナチュラリストという言葉をつかっている。そして、彼らが裸ですごせる場所は、前述の政府が指定した地域に限るということだ。それにしても、ユーゴスラビア時代からのことだから、随分、さばけた社会主義国家だったんなあと、感心する。

ロクレム島とドゥブロヴニク旧市街





港を離れる


要塞がみえる


うしろがスルジュ山


そして、お目当ての(汗)ビーチ。いる、いる。し失礼しました。いらっしゃる。ほらね。




本当はもっと、もっとすごいのがあるのですが、問題があるので出せません(爆)。

青の洞門のような、洞門と青い海。


アドリア海の青




アドリア海のピンク。ホテルから撮った朝焼けを映す海。


さようなら、アドリア海の真珠、ドゥブロヴニク。後方の高い山から、最後の別れ。




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熱海のジャカランダ

2013-06-26 06:58:23 | Weblog
たしか、7、8年前にイタリアのシチリア島を巡っているときだった。青紫色の花を枝いっぱいに咲かせている木をいくつも見つけ、あっと驚いた。そのとき、その木の名がジャカランダと知った。そのことを、すっかり忘れていたが、数年前、熱海の糸川沿いの熱海桜を見学して、海辺まで降りてきたときに、親水公園前の国道沿いに、この木が並んでいるのを見つけた。ぜひ一度、花の時期に見学してみたいものだと思っていたが、今日、ようやく実現した。

MOA美術館を出て、バスで、お宮の松の前で降りた。今年の2月、ここにもジャカランダが植栽されているのを知っていたので、ここを出発点とした。2月にはお宮の松の辺りは工事中でごちゃごちゃしていたが、すっかり整備されていた。貫一・お宮の像。


この像の近くに青紫色の花を咲かせている若木をすぐ見つけることができた。何本かあり、小さな苗木にもかかわらず、それぞれ、一人前の花を咲かせていた。よし、花の時期はOKだ、と一安心。




熱海市では、平成24年~平成25年の2ヵ年で、東海岸町のサンビーチ前に広がる「お宮緑地」を世界三大花木の一つであるジャカランダで再整備するとのことだ。完成図があった。10年後が楽しみ。


その近くの国道沿いにも、ジャカランダの大木があり、こちらも青紫色の花をいっぱいつけていた。見事なものだった(逆光ぎみで、写真では色がよく出ていませんが)。これで、わざわざここに来た甲斐があったと、もう一安心(笑)。


これは、平成2年に植栽したもので、カスカイス市との姉妹都市提携記念植樹である、という案内板があった。カスカイス市?帰って調べたら、シチリア島かなと思ったが(笑)、そうではなく、リスボン近効の海岸沿いのリゾート地らしい。なるほど、熱海と似ているワイな。きっと、当地では、ジャカランダの並木道でもあるのだろう。

さて、あっちの方はどうか、とヨットハーバーの近くの親水公園前の国道沿いまで歩みを進める。そこにはずらりとジャカランダの成木が並んでいるが・・・。青紫の花をつけているのは、そのうち3本に1本くらい。ちょっぴり落胆。満開の”紫の桜”がずらりと並んでいる姿をみたかったけど。




葉っぱは合歓の木のようで、花はノウゼンカズラのようなラッパ型。案内板をみたら、ノウゼンカズラ科で、ブラジル南部原産、和名は”紫雲木”というそうだ。白雲木はぼくの好きな花木だが、紫雲木もぼくの愛人木にしよう(笑)。


・・・
糸川をまたぐようにブーゲンべリアが咲いていた。はじめて知った。いろんな時期に来てみるものだ。


糸川には蛸坊主もいた。


ノウゼンカズラも咲いていた。これは熱海銀座の近くで。


熱海の花火ちゃんも、なかなかの別嬪さんだった。くまもんとお似合いダネ。熊本と姉妹都市になるカモ。でも、ジャカランダ祭りのあるという宮崎の日南市にとられてしまうかな。


来年もぜひ。
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