気ままに

大船での気ままな生活日誌

三島の楽寿園菊まつり 今年の大型盆景は八坂の塔

2014-11-04 19:08:16 | Weblog

三島の楽寿園菊まつりがはじまったというので、家内と出掛けてきた。そんな遠くまでと、思う方がいるかもしれないが、大船から踊り子号で、たった1時間で三島に到着する。遠路はるばる出掛けた甲斐のあった菊まつりであった。2年前にはじめて観に行って、びっくりした。ただの菊花展ではなく、大型盆景がすごいのだ。そのときは、本物と見紛うばかりの久能山東照宮が菊で飾られていたが、今年は京都の八坂の塔の菊飾り。はじめて観ることになる、家内も大満足。加えて、アルパカの子供をはじめて見たし、アルパカ夫婦の、突然のある行為にも爆笑。楽しい一日であった。

まず、楽寿園門前。農兵節の像の菊飾り。

そして、園内に入ると、豪華な八坂の塔の菊飾り。

真正面から

うしろから

鉢植えの菊が屋根にはりついている

さて、大型盆景の傍にアルパカ舎がある。そこに、はじめてみるアルパカの子供がいた。二か月ほど前に三島大社の天然記念物金木犀の花を観にきたとき、ここに寄ったがいなかった。ようやっと、飼育室から出してもらったばかりといった感じ。大人のアルパカでも可愛いのに、子供ではなおさら。

そばに、お母さんアルパカがいたので、ぼくが近づいていくと、小屋からお父さんが飛び出してきて、威嚇のときに出すという、臭い唾液をぼくにひっかけてきた。ぼくが逃げると、突然、こんな行為に。

仲良しアルパカ夫婦らしい。

でも、仲が良すぎる。ぼくらが三島大社にお参りして、昼食をとって、帰ってきた、2時間半後。場所を変えて、まだいちゃいちゃと。

隣りの飼育室のポニーまで、仲よくなっていた。

菊の富士山も苦笑いしていた、のどかな楽寿園だった。

八坂の塔と夕陽(2012年12月)



 

 

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ソフィア王妃芸術センター美術館でゲルニカを観る (スペイン旅#4)

2014-11-04 08:36:26 | Weblog

プラド美術館のあとは、ソフィア王妃芸術センター美術館へ。1990年に開館した近・現代美術館。19世紀末から現在に至るまでのスペインを中心とした美術品を所蔵、展示しているが、とりわけ、ピカソの”ゲルニカ”が有名。ゲルニカは、当初、ニューヨークのMoMAにあったが、1981年に返還され、プラド美術館別館に展示されていた。それが、1992年に当美術館に移されたのである。ぼくは、17年前、仕事でマドリードに1週間ほど滞在したとき、会場を抜け出して(汗)、ここに観に来ている。

はじめて、観たときの感動ほどではないが、巨大なキャンパスに、戦争の悲惨さを表現した絵をみて、また、その制作の経緯を思い起こすと、やはり、心穏やかではなくなる。1936年にスペインに内戦が勃発し、バスク地方の古い街、ゲルニカが、反乱軍であるフランコ軍を支援するナチス・ドイツにより無差別空爆を受けた。激怒したピカソは、瞬く間に本作を仕上げ、パリの万博に出品したのだ。その後、フランコ体制に反発し、生涯スペインに戻ることはなかった。

ピカソ ゲルニカ 死んだ子供を抱き、泣き叫ぶ母親、狂ったようにいななく馬、天を仰ぐ人。この作品だけ撮影禁止だった。

スペインの近代美術の三大巨匠といえば、ピカソ、ミロ、ダリ。彼らの作品が、展示室内にゆったり展示されている。


ミロを観ろ

ダリも観ろ

18世紀にカルロス3世が建築家サバティーニに命じて設計した病院を、改築して美術館にしている。回廊ものこっている。

REINA SOFIAと呼ばれている、ソフィア王妃芸術センター美術館。

美術館入口。リヒテンシュタイン作のオブジェもみえる。


マドリードにはラマンチャの男もいれば、コロンブスもいる。

スペイン広場の文学碑。ドン・キホーテとサンチョ像、上に、作家セルバンテス像、背景はスペインビル。最近、中国の富豪に買い取られたとのこと。トホホ。そのうち、チャイナビルと改称されるだろう。

ちょっと待った。それはさせない!

コロン広場のコロンブス像。コロンブスのスペイン名はコロン。イタリア生まれだが、カスティリアの女王イサベル一世の援助を得て、新大陸発見の偉業を成し遂げた。アメリカ大陸の先住民にとっては、ゲルニカ新大陸版の発端の男というべきか。

さて、次回はお待ちかね、世界遺産トレドです。

今日は、これから三島へお出かけ

 

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