三島の楽寿園菊まつりがはじまったというので、家内と出掛けてきた。そんな遠くまでと、思う方がいるかもしれないが、大船から踊り子号で、たった1時間で三島に到着する。遠路はるばる出掛けた甲斐のあった菊まつりであった。2年前にはじめて観に行って、びっくりした。ただの菊花展ではなく、大型盆景がすごいのだ。そのときは、本物と見紛うばかりの久能山東照宮が菊で飾られていたが、今年は京都の八坂の塔の菊飾り。はじめて観ることになる、家内も大満足。加えて、アルパカの子供をはじめて見たし、アルパカ夫婦の、突然のある行為にも爆笑。楽しい一日であった。
まず、楽寿園門前。農兵節の像の菊飾り。
そして、園内に入ると、豪華な八坂の塔の菊飾り。
真正面から
うしろから
鉢植えの菊が屋根にはりついている
さて、大型盆景の傍にアルパカ舎がある。そこに、はじめてみるアルパカの子供がいた。二か月ほど前に三島大社の天然記念物金木犀の花を観にきたとき、ここに寄ったがいなかった。ようやっと、飼育室から出してもらったばかりといった感じ。大人のアルパカでも可愛いのに、子供ではなおさら。
そばに、お母さんアルパカがいたので、ぼくが近づいていくと、小屋からお父さんが飛び出してきて、威嚇のときに出すという、臭い唾液をぼくにひっかけてきた。ぼくが逃げると、突然、こんな行為に。
仲良しアルパカ夫婦らしい。
でも、仲が良すぎる。ぼくらが三島大社にお参りして、昼食をとって、帰ってきた、2時間半後。場所を変えて、まだいちゃいちゃと。
隣りの飼育室のポニーまで、仲よくなっていた。
菊の富士山も苦笑いしていた、のどかな楽寿園だった。
八坂の塔と夕陽(2012年12月)