気ままに

大船での気ままな生活日誌

東京のもみじ(6)小石川後楽園

2014-11-29 18:19:11 | Weblog

小石川後楽園は、桜と紅葉の季節にはよく出掛けるが、こんなに最盛期の紅葉は、はじめて観たような気がする。それに、今回、はじめて奥の池の方(内庭)まで行き、そこにも紅葉がたくさんあり、それらの素晴らしかったこと。そこは、水戸の黄門さんたちの書院の庭だったところだそうだ。そこを含めると、トータルでは、六義園の紅葉の上をゆくのではないかと、思うほどだった。できれば、天気のいい日に、もう一度、訪ねてみたい。

11月28日(金)
小石川後楽園

JR飯田橋駅から10分ほど歩いて、西門へ。紅葉が迎えてくれる。

入園すると、右手の紅葉山が目に飛び込んでくる。

左手のなだらかな緑の山に紅葉が。

この紅葉の嵐山(?)をみながら、渡月橋を渡る。下を流れるのは大堰川(桂川)と、京都と同名。もちろん、そのつもりで名付けている。その先には、京都でなくて、中国浙江省の名勝、西湖の堤がある。

左が渡月橋。右に伸びるのが西湖の堤。

西湖の堤

大堰川の上流に架かる赤い橋の名を通天橋という。京都の東福寺にならったという。ということは、江戸時代から東福寺は紅葉の名所だったということか。なお、ここは水戸徳川家の上屋敷だった。

ここからの眺め。紅葉越しに大堰川と渡月橋がみえる。

この手前に清水寺を写した清水観音堂があったが、関東大震災で焼失した。その跡地からみた景色。

そこまでの道々の紅葉。


通天橋から大泉水(池)に下る道に円月鏡。水に写る形が満月のようなので、この名がついている。

池の端に出て

向かうは、はじめて入る内庭へ。池の周りに紅葉がずらり。


雪吊りも。

金髪と紅葉

そして、はじめの池の端の紅葉林に戻ってきたときには、ぽつりと雨粒が。

曇り空でも素晴らしい紅葉だった。

一応、これで、東京のもみじシリーズは区切りをつけますが、まだつづく可能性はあります。鎌倉、横浜シリーズはこれからです。

 

 
 

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東京のもみじ(5) 神宮外苑いちょう並木

2014-11-29 10:25:58 | Weblog

この時期に千駄ヶ谷駅まで来たら、隣りの信濃町で降りなければ、バチが当たる。絵画館前を通って、神宮球場の横を抜けると、そこは、もちろん、神宮外苑いちょう並木!見頃でしたよ、どうぞ、ごらんください。

11月28日(金)
神宮外苑いちょう並木

噴水池側から、車道をはさむ並木道を望む。 左右それぞれに歩道を挟む並木道があるので、4並列ある。

右側の歩道の並木道を歩く。平日のお昼どき。かなりの人出。

特等観覧席

顔を上げる。ふと、ガウディのサグラダ・ファミリア大聖堂の尖塔のようだ、と思った。

ゴール地点の青山通り口のお店は満席だった。

イチョウ色のはとバスが青山通りから入ってきたのには驚いた。でも、観光バスはいっぱい。”大江戸四大紅葉巡り”なんていうバスも見付けた。どこと、どこだろうか?銀杏並木と、六義園、新宿御苑、小石川後楽園と推察したがどうだろうか。それとも。浜離宮と旧古河庭園が入るかな。

青山通り口まで来て、考えた。ここから地下鉄で表参道まで出て、根津美術館はどうか。誰が袖図展を観て、庭園の紅葉もいいはず。迷ったが、前日、時間切れで行けなかった、小石川後楽園の紅い誘惑には勝てなかった。で、今度は反対側の並木道を戻る。

先にみえるのが絵画館

こちらは、端の銀杏はまだ青い。

噴水池近くで、森のやきものフェアーが開催されていた。

噴水池の回りでは60もの出店で賑わっていた。

楽しい銀杏並木散歩だった。

そして、信濃町から飯田橋へ。そこから小石川後楽園へ。(つづく)

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東京のもみじ(4)新宿御苑

2014-11-29 08:55:09 | Weblog

11月28日は”いい庭の日”だそうだから、ぼくの東京もみじ巡りも庭園が中心だった(笑)。この日は、前日の好天とは、一転、ときどき日が射す程度の曇天。紅葉鑑賞には、ちょっと不向きな天候だった。紅葉は、日の光を通して観るのが一番なのだが、はじめに訪れた新宿御苑では、肝心なときに、雲間からお日さまが顔を出してくれるなど、結構、いい紅葉を観ることができた。

では、シリーズ第4弾、新宿御苑から始めます。今日は、第6弾まで一気に投稿する予定です。

11月28日
新宿御苑

御苑の新宿門前

新宿門から左に入る通り

その先を進むと、ぼくの好きな花の木がある。紅葉は上の方の葉だけ。もう一度、来なければ。

花の木の前の十月桜は満開

そのまた先の大銀杏。菊花壇で訪れたときは、まだ青かったが、今は、これ以上ない黄葉!


お隣りのメタセコイアも、輝いてきた。


 ここのタムケヤマも大好き。ここ数年、見頃過ぎだったが、今回はばっちり。

裏から観るのが好き。

でも表から観る人が多い

おまけに、もうひとつ、ふたつ、みっつ

曲がった幹と枝がひねまる子ちゃんみたいぼくだけがわかるニックネーム

もっと、紅葉をみたい、と、戻るようにして、日本庭園に行ってみる。


そして、ぼくは桜紅葉を楽しみながら、プラタナスの並木道に向かう。

菊花壇のときは見頃だったプラタナスの並木は、もう見頃を過ぎていた。ただ横顔だけは良かったので、横顔美人として撮った。

そして、下の池の楓を観に行く。ここでは一番人気の大きな楓。やっぱり、カメラマンが集まっていた。

見事な紅葉だった。


下の池

二時間近く、御苑でゆっくりした。そして、千駄ヶ谷門から出て、JRで次の駅、信濃町で降りた。 さて、次はどこでしょう? ヒント、並木道です。(つづく)

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