気ままに

大船での気ままな生活日誌

満月と紅筋山百合

2019-07-17 23:11:25 | Weblog

こんばんわ。

ようやく9時過ぎてから、雲を抜け出した満月が見えてきた。あきらめていたのに、令和元年七月の満月が拝めて、とてもうれしい。今日、午前中に大船フラワーセンターにふたたび紅筋山百合を見に行ってきた。数日前より更に、花数が増えて、より華やいでいた。満月の日に紅筋山百合、奇跡の一日だった。

 

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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奈良大和四寺のみほとけ

2019-07-17 10:02:17 | Weblog

おはようございます。

東博本館の玄関を入ってすぐの仏像室で”奈良大和四寺のみほとけ”展が開かれている。特別展ではないので、別料金がいらない。なので、行くたんびに見させてもらっている。先日、三国志展を見に行ったときも拝観しているので、もう三回目となる。そろそろ、感想記事を書かねばととりかかった。

奈良大和四寺とは、県北東部に所在する古刹、岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院のこと。各寺の人気仏像(一部文書)が一堂に会している。国宝4件、重文9件を含む名品ばかりである。

一番のお目当てはやはり、室生寺の十一面観音菩薩立像だろうか。三年ほど前にここを訪ねているので、記憶に新しい再会ということになる。この仏像はこの金堂(3年前の写真)に安置される。

ここに本尊の釈迦如来立像を真ん中に5体が並ぶ。両脇の十一面観音菩薩立像地蔵菩薩立像が来られている。その前には十二神将が並ぶ。そのうちの二つが展示されている。



十一面観音菩薩立像 ふっくらとした、やさしいお顔にうっとり。

地蔵菩薩立像

弥勒堂に安置される釈迦如来坐像

室生寺というと、土門拳の愛した五重塔を思い出す。

土門拳の泊まった門前の橋本屋旅館。3年前、ぼくらはここで山菜料理を頂いた。

土門拳は、死ぬまでに一度、雪の五重塔が撮りたいと願っていた。何度もここに泊まり、待機したが、夢は叶えられかった。それが、とうとう40年目の、お水取りの日の早朝に出会うことが出来た。おかみが知らせると、ぼろぼろと涙を流して喜び、雪の五重塔を撮った。そのあと、雪はすーと消えたそうだ。

話がだいぶ飛んでしまったが、これがブログのいいところ。別に審査を受けるわけでもなく、誰に気兼ねもなく書けるのがイイね(笑)。

さて、他の仏像さんのことも書かねばならないが、印象に残った仏像さんをいくつか記録しておこう。

岡寺から。

義淵僧正坐像。まさに、大宅壮一の”男の顔は履歴書”

釈迦涅槃像

長谷寺から。

赤精童子(雨宝童子)立像

難陀龍王立像

十一面観音菩薩立像

安倍文殊院から。

文殊菩薩像像内納入品/仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等

文殊菩薩五尊像(ここでは展示されていない。参考まで)

とてもいい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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