こんばんわ。
正月えびすで賑う本覚寺を出て、すぐ近くの妙本寺へ向かった。ここの紅葉はしばしば正月までもつのでつい足を向けてしまう。それに10日ほど前に訪ねたときに紅梅も開き始めていたし、蕾をたくさんつけていた蠟梅の木もある。やっぱり訪ねてよかった。大当たりだった。
参道に入るとすぐに、山林内と山門周辺の紅葉が目に入って来る。よし、いいぞ。
手前の山林中の大もみじ。見事な正月紅葉!
先に進む。前方に山門。
坂道を登り、山門前から見る紅葉。ここも見事な正月紅葉。
山門をくぐり祖師堂へ。祖師堂から山門を望む。
山門の額縁紅葉。
祖師堂に上り、右側の紅葉の大木も10日間で一気に見頃になった。
蠟梅と紅梅
境内の比企一族の墓の前の蠟梅。葉がついたままだが、だいぶ花が開いてきた。
”万葉集研究遺蹟の碑”の前の紅梅は、ずいぶんと花数を増やしていた。
正月紅葉と蠟梅と紅梅のお花見まで出来て、大満足で本堂に下りてゆくと、お坊さんが何やら準備している。
水の入ったバケツでピンときた。2017年にこの水行を偶然、見ているのだ。そのときの写真↓
この行が始まるまで、30分ほど待たねばならないということで、今回は退散した。
蛇苦止大明神とは?鎌倉幕府の二代将軍頼家の側室であった若狭局(比企能員の娘)は、比企の乱のとき家宝を抱えて井戸に飛び込んだという。(吾妻鑑によると)1260年(文応元年)、北条政村(のちの七代執権)の娘が、若狭の局に祟られ、蛇のような狂態を見せるようになった。鶴岡八幡宮隆弁による加持祈祷によって回復した。のちに、政村は、比企邸跡(現妙本寺)に、若狭局を蛇苦止明神として祀る社を建立したという。境内の西北のすみにその蛇苦止明神社がある。正月大祭として本堂前で前述の水行が行われる。
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本覚寺の正月えびすはコロナ禍以来、今年もまた、飾り提灯もなく、福娘さんもおらず、完全復活はならなかった。華やかさに欠けている。
福笹や熊手など縁起物が並ぶ。
福笹をいただく方。”商売繁盛お祈り申し上げます”の掛け声がひびく。
熊手
八幡さまへの初詣客は大行列で、第二鳥居の外まで溢れていた。地元の人は松の内には近づかないようだ。
では、おやすみなさい。
いい夢を。