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気ままに

大船での気ままな生活日誌

今年初の上弦の月は明月院で 折しも蝋梅、マンサク、紅梅が花盛り

2023-01-29 22:20:45 | Weblog

こんばんわ。

月月に、月見る月は多けれど・・・じゃないけれど、今年初の上弦の月は明月院で、と決めていた。折しも、明月院は、20本ほどの蝋梅の木がみな満開、マンサクや紅梅も花盛り。

蠟梅 すべての株の花を紹介していたら、このページを埋め尽くしてしまうので、数本のみ。

マンサクの花

ウグイスカグラ

紅梅

白梅

さて、上弦の月は?

この開山堂の上の空に!

今年初の上弦の月!

今年初の上弦の月を”月とうさぎのお寺”、明月院で見られるとは、春から縁起がいいね。

うさぎ小屋もある。

うさぎさんもかめさんも。

六地蔵さんは千代大龍が引退したのに、まだ千代大龍のよだれかけをつけている。

千代大龍の本名は明月院秀政。縁あってここのお地蔵さんのよだれかけになっている。

花想い地蔵さんの本名は朝乃山広暉といううわさがある。お参りに来ないので三月場所の再入幕は難しいかも。

丸窓だけが知っている。

蠟梅は明月院通りの入り口の線路沿いにも5株ほどあり、いずれも満開。

夕方には宵の明星も!中央の夕焼雲の下。

真上に上弦の月。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

明月院への道沿いのお宅の桜草まつり!

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高田博厚展(2)トルソーを中心に

2023-01-29 11:29:10 | Weblog

おはようございます。

鎌倉市ゆかりの彫刻家、高田博厚の没後35年記念展が鎌倉芸術館で開催されている。初回は肖像作品を中心に紹介しましたが、今回はもうひとつ彼が得意としている分野、トルソー(胴体部分だけの彫刻)や全身の裸体像をお届けします。

まずは、彼の代表作といわれるトルソーのカテドラルから。ある春の小雨の降る日、フランスの田舎町ランスへ行った。細い道に入って右にまがったら、不意に目の前に、戦争の砲弾に無残に傷ついたカテドラルが地に膝をつき、胸を張って空を仰ぎ、祈っている若い女のように立っていた(高田)。

カテドラルの向こうにみえるのが高田博厚の写真。

高田は、四半世紀をフランスで過ごし、多くの文化人と親交を深めたが、とくにロマンローランを尊敬し、生涯唯一の師と仰いだ。ロマンローランも彼を認め、初めて自分をモデルにした肖像を彼にお願いした。

ロマンローラン(高田作)

ローランは高田博厚をこう評した。

トルソーがいっぱい。

ドアの外は芸術館の中庭の竹林。

女体像もいっぱい。

踊り子

エチュード

大地へ

高田博厚自身のコレクションも展示されている。ロダン、マイヨール、ブールデル、ルノアールの彫刻など。

ロダンのユーゴー

ロダンの手カテドラル

マイヨールの裸婦レダ

ブールデルのベートーベン

ブールデルの男の顔アポロン

ルノアールの裸婦(台付) (ルノアールは彫刻もやる)

高田博厚は、昭和41年に鎌倉市の稲村ケ崎に住居とアトリエを構え、昭和62年に亡くなるまでここで過ごした。おわりに高田もいつもながめたであろう稲村ケ崎からの夕景を。江の島と夕富士。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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