こんばんわ。
今宵の満月は並の満月ではない。お月さまといえばうさぎだが、今年の干支はうさぎ。その卯年の、それもまだ松の内の新春の満月である。その出現確率は単純に計算しても12(干支)X4(松の内)=48年に一度ということで、もうぼくが生きている間、お目にかかれない高貴な満月だ。
天気予報でちょっと心配したが、この卯年新春満月を月の出直後から見ることが出来た。こんなうれしいことはない。それに今日も月の出の5時頃には水星を除く惑星が勢ぞろいという豪華な夕空。
冬の月はだいぶ東の空の北側から昇ってくるので、うちのベランダからは、山からではなく隣りのマンションの屋根からの月の出で風情はない(笑)。でも、恥ずかしそうに顔を赤らめながらしずしずと舞台に上がってきた。まるで玉三郎のような風情。待ってました!太和屋!
このとき西空はこんなに明るい。金星はまだ見えないが、右のビルの少し上に10分ほどで現れる。
富士見どころに移り、少し後の富士山と西の空。
まるで團十郎のよう。待ってました成田屋!
富士見の場所から見る新春の満月。こちらの方が木々があり風情がある。
ベランダに戻ると、金星もはっきりと。まるで仁左衛門のよう。待ってました!松嶋屋!
夕空は水星を除き惑星の勢ぞろい。(国立天文台の今日のほしぞらより)
満月のうさぎさんもばっちり。
素晴らしい世紀のお月見でした。
。。。。。
さて、月のうさぎといえば、先日、三井記念美術館のあるビルの入り口で民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」の月着陸船のレプリカを見た。「HAKUTO-R」とは、白兎(はくと)のこと。
昨年12月アメリカのフロリダから打ち上げられ、現在、月を目指しているものだ。たしか、民間企業によるミッションなので、燃料経費を節約するため、直接、月を目指さず、大きく迂回して、2か月以上かけて月周回軌道に投入されるということだった。
HAKUTO-R Lander for Mission 1(日本語字幕付き)
是非、月着陸に成功し、お月さまのうさちゃんと握手して!
何故、そのレプリカがここに?「HAKUTO-R」の管制室が日本橋にあるようだ。きっと、このビルのどこかにあるはず。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
うさぎサボテン(今日は大船フラワーセンターに初詣。そこで見た”兎植物”のひとつ)。